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オラクル、Oracle Roving Edge Infrastructureにより、ハイブリッド・クラウドのポートフォリオを拡充

(2021/2/10)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:日本オラクル株式会社

新しいソリューションにより、お客様が必要とする世界中のあらゆる場所で安全で拡張可能なクラウド・サービスを提供 

オラクルは、「Oracle Roving Edge Infrastructure」を新たに発表し、ハイブリッド・クラウドのポートフォリオを拡充しました。「Oracle Roving Edge Infrastructure」は、堅牢でポータブル、スケーラブルなサーバー・ノードを提供する「Roving Edge Devices (REDs)」により、コア・インフラストラクチャ・サービスをエッジに拡張します。「Oracle Roving Edge Infrastructure」を利用することで、組織が求める世界中のあらゆる場所でクラウド・ワークロードを稼働させることが可能になります。飛行機の後部座席、極地の天文台、大西洋中部の石油タンカーからでも、「Oracle Roving Edge Infrastructure」を使用すれば、「Oracle Cloud」のサービスをいつでも利用できます。


News Release Summary
(本資料は米国2021年2月9日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
オラクル、Oracle Roving Edge Infrastructureにより、ハイブリッド・クラウドのポートフォリオを拡充
新しいソリューションにより、お客様が必要とする世界中のあらゆる場所で安全で拡張可能なクラウド・サービスを提供

オラクルのハイブリット・クラウドの広範なポートフォリオは、適切な規模のクラウド・サービスおよび最高水準の政府認定を備え、お客様が求める設置場所の柔軟性や高度な制御を提供

2021年2月10日

オラクルは、「Oracle Roving Edge Infrastructure」を新たに発表し、ハイブリッド・クラウドのポートフォリオを拡充しました。「Oracle Roving Edge Infrastructure」は、堅牢でポータブル、スケーラブルなサーバー・ノードを提供する「Roving Edge Devices (REDs)」により、コア・インフラストラクチャ・サービスをエッジに拡張します。「Oracle Roving Edge Infrastructure」を利用することで、組織が求める世界中のあらゆる場所でクラウド・ワークロードを稼働させることが可能になります。飛行機の後部座席、極地の天文台、大西洋中部の石油タンカーからでも、「Oracle Roving Edge Infrastructure」を使用すれば、「Oracle Cloud」のサービスをいつでも利用できます。

この新しいサービスは、他のベンダーより優れたクラウド展開の柔軟性と制御をお客様に提供するオラクルの包括的なハイブリッド・クラウドのポートフォリオに追加されます。オラクルのハイブリッド・クラウド・ソリューションは金融サービス、公共、医療、物流、通信といった業界において世界中のお客様に採用されており、これまで犠牲にせざるを得なかった拡張性、データ主権、制御などを損なわずにクラウド・トランスフォーメーションを支援しています。

オラクルのOracle Cloud Infrastructure担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるクレイ・マグワイク(Clay Magouyrk)は次のように述べています。「お客様はクラウド上でワークロードを稼働させる際の選択肢を求めています。データ主権や拡張性など、お客様の要件は個々に異なり、オンプレミスでパブリック・クラウドを利用しオラクルのクラウド・サービスをフル活用することを求めています。『Oracle Roving Edge Infrastructure』は遠隔地でコア・インフラストラクチャ・サービスを利用可能にする最新のソリューションです。オラクルのハイブリッド・クラウドのポートフォリオは、お客様が必要とするあらゆる場所とあらゆる方法でクラウド・リージョンを提供することを基本としています。」

お客様のクラウド・トランスフォーメーションを推進する包括的なクラウド・ポートフォリオを提供するのはオラクルだけです。29の「Oracle Cloud」商用リージョン、「Oracle Government Cloud」、世界中で展開するOracle-Microsoft Azure 相互接続リージョン6拠点のパブリック・クラウドの展開に加え、オラクルはハイブリッド・クラウド戦略に関する包括的なサポートを提供しています。これらのサービスには、「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」、「Oracle Exadata Cloud@Customer」、「Oracle VMware Cloud Solution」、そしてこのたび新たに追加された「Oracle Roving Edge Infrastructure」などが含まれます。これらのさまざまなソリューションによりお客様に場所の柔軟性と高度な制御を提供することで、自社データセンターでパブリック・クラウドと同一の「Oracle Cloud」サービス群を稼働したり、インターネット未接続の状態でコア・クラウド・サービスを稼働させたり、パブリック・クラウドへの依存を最小限にすることが可能となります。

オラクルの包括的なハイブリッドクラウドポートフォリオ

Oracle Roving Edge Infrastructureによりデータセンター外クラウド・ワークロード稼働を加速
「Oracle Roving Edge Infrastructure」は、耐久性を高めた、可搬性と拡張性の高いサーバー・ノード「Roving Edge Devices (REDs)」により、コア・インフラストラクチャ・サービス、プラットフォーム、ソフトウェア、エンタープライズ・グレードのセキュリティ、アプリケーションをエッジやインターネットに接続されていない場所で利用可能にします。これにより、機械学習の推論、リアルタイムのデータ統合やレプリケーション、拡張分析、クエリ負荷の高いデータ・ウェアハウスなど、クラウドのアプリケーションやワークロードを現地で運用することが可能です。また、クラウド・コンピューティングやストレージ・サービスを政府機関や企業のネットワークのエッジで提供し、データが生成、インジェストされるポイントにより近い場所で低遅延の処理を実現し、データに対するインサイトをタイムリーに得られるようにします。

「Oracle Roving Edge Infrastructure」は可搬性が高く、接続に関わらずお客様の「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」テナンシーを拡張でき、類似のインターフェースやワークフローにより一貫性の高い統合された体験を提供します。Oracle RED機器は40のOCPU、1つのNVIDIA T4 Tensor Core GPU、512GBのRAM、61TBのストレージなど高性能ハードウェアが搭載されており、5ノードから15ノードを1クラスターにまとめることができ、1ノード1日あたり160ドルから利用可能です。

Oracle Dedicated Regionにより、パブリッククラウドリージョンのあらゆる機能をオンプレミスで提供
「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」は業界初の完全なマネージド・クラウド・リージョンです。「Oracle Autonomous Database」、「Oracle Cloud Applications」など、オラクルのすべての第2世代クラウド・サービスをお客様のデータセンターに提供し、月50万ドルから利用可能です。お客様は、オラクルのパブリック・クラウド・リージョンと同一のすべての最新クラウド・サービス、API、業界有数のSLA、優れたコスト・パフォーマンス、最高水準のセキュリティを自社のデータセンターに導入することができます。厳しい規制要件を満たす必要のある企業や、セキュリティに注力する企業が、レイテンシやデータ・レジデンシーの厳しい要件を満たし、運用コストを削減し、レガシー・アプリケーションを刷新する必要がある場合に最適なソリューションです。オラクルはDedicated Regionsポートフォリオの提供開始以来、「Oracle Autonomous JSON Database」、「Oracle MySQL Database Service with Heatwave」、「OCI Logging Analytics」など12の新サービスを追加しました。

「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」は新たにAustralian Data Centers(ADC)に採用されました。ADCは、オーストラリア連邦政府やオーストラリア首都特別地域の事業体に独立したマネージド・クラウド・サービスを提供しています。オーストラリア連邦政府は、クラウドの機能を大幅に拡大したいと考えており、ADCは適切なプラットフォームでその成長をサポートすることに尽力しています。

同社のマネージング・ディレクターであるロブ・ケリー(Rob Kelly)氏は、次のように述べています。「私たちは、サプライチェーンの安全性と信頼性の両方を保証するために、オーストラリアのプロバイダーが政府にサービスを提供するためのキャパシティを構築することに尽力しています。これは、政府が世界有数のクラウド・サービスにアクセスするための選択肢を増やす大きな一歩となり、100%オーストラリアが主権を持つ企業により稼働および保護され、接続性、セキュリティ、簡素化された導入に重点を置いています。また極めて重要なこととして、政府のクラウド・サービスへの移行を加速させるために必要なデータ主権、セキュリティ、パフォーマンス属性に対応します。」

既に「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」を利用している1社が株式会社野村総合研究所です。
同社の常務執行役員 竹本 具城 氏は、次のように述べています。「『Oracle Dedicated Region Cloud@Customer』の自社データセンターへの導入を完了し、当社の金融業界向けSaaS型ソリューションの移行を進めています。『Oracle Dedicated Region Cloud@Customer』により、既存のオンプレミス環境と同等あるいはそれ以上の性能と当社が要件としていた高い可用性を維持することができます。今後のお客様へのサービス提供開始に向け、Dedicated Regionの運用および維持、さらには当社のデジタル・トランスフォーメーション推進におけるオラクルとのパートナーシップに期待しています。」

オラクルのVMwareに対する独自のアプローチ
お客様はVMwareワークロードにおいても場所の柔軟性と制御を求めています。オラクルのVMwareに対する独自のアプローチにより、お客様は高水準の制御を維持しつつ、拡張性を向上させコストを削減することが可能です。

「Oracle Cloud VMware Solution(OCVS)」は、クラウドネイティブのVMwareベースの専用環境を提供し、企業は使い慣れたVMwareツールを使い、迅速かつ容易に本番環境で稼働するVMwareワークロードをOCIに移行させることができます。このソリューションによりオンプレミスのデータセンターと同一の体験をクラウドで提供し、「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」の展開など、オラクルの第2世代クラウド・インフラストラクチャとシームレスに統合することができます。OCVSにより、ルートアクセスを含め、お客様のVMware環境に対する包括的なアクセスと制御が可能となり、クラスターを完全に制御、管理し、さらにはスタックのエレメントを更新するかどうか、あるいはいつ更新するかを選択することができます。使い慣れたオンプレミスのVMwareクラスターと同じ性能、制御、親和性を提供しながら、インフラストラクチャのプロビジョニングや拡張を自動化します。OCVSは導入以降、最大64ノードのクラスター(3,328コア、49TBのRAM、3.2PBのNVMe SSD)まで拡張可能にし、VMware 7 with Tanzuのプレビューをサポートします。

またオラクルは本日、OCVSがFedRAMPのJoint Authorization Board(JAB、合同認定委員会)によるAuthority to Operate(ATO)のHighインパクトレベルを取得したことを発表します。この認定により、米国政府のお客様はVMware Software Defined Data Centerを「Oracle Cloud」上で運用し、重要なアプリケーションやワークロードを管理、稼働することができるようになります。業界有数のセキュリティによる安心感を得つつ、この認定によりVMware環境を「Oracle Cloud」上で柔軟に構築、管理できます。

シミュレーション、HPCおよびAI分野でソフトウェアおよびクラウド・サービスを提供するグローバル・テクノロジー企業のAltairは、
高性能コンピューティングおよびデザインツールの構築に使われる開発環境の容量拡大および接続性向上に「OCVS」を活用しています。

同社のIT Strategy and Technology シニア・バイスプレジデントのJeff Marraccini氏は次のように述べています。「OCVSにより、容量を迅速に拡張し、複雑に接続されたハイブリッドのクラウド・ファースト・アーキテクチャーを実装し、エンドユーザーや他の『Oracle Cloud Infrastructure』サービスに低遅延の接続を提供することが可能となりました。NSXその他VMwareプラットフォームのコンポーネントへの完全なアクセスが提供されているため、素早く導入できたのと同時に、既存の障害復旧その他のVMware対応ツールを引き続き活用しています。」

ブラジルの交通・鉄道大手のRumo SAの子会社Rumo Malha Norte S.Aは、クラウド移行の取り組みの一環として、同社の基幹物流・業務アプリケーションをオンプレミスのVMware環境から「OCVS」に移行しました。移行したワークロードには、「Oracle Database」、「Oracle SOA Suite」、「Oracle WebLogic Server」、Microsoft SQL Serverが含まれます。

同社のITマネージャのChristofer Faccin氏は次のように述べています。「アプリケーション、データベース、ミドルウェアに変更を加えることなく、ミッション・クリティカルなアプリケーションをデータセンターから『Oracle Cloud VMware Solution』に迅速に移行することができました。パフォーマンス、安定性、管理性、アクセス性が向上したことで、代替ソリューションよりも低コストでITの生産性とビジネスの俊敏性を実現しています。」

オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 石山
Tel: 03-6834-4837/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルームhttps://www.oracle.com/jp/corporate/press/index.html

* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。

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