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KURKKU FIELDS 太陽光発電設備等によるマイクログリッドを導入し、木更津市と「災害時における応急活動の協力に関する協定」を締結

(2021/4/19)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社KURKKU FIELDS

KURKKU FIELDS 太陽光発電設備等によるマイクログリッドを導入し、木更津市と「災害時における応急活動の協力に関する協定」を締結

脱炭素型循環施設の実現と地域の防災・減災の支援活動を実施


株式会社KURKKU FIELDS(以下「KURKKU FIELDS」)は、この度、千葉県木更津市で運営するサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ) 以下、「本施設」」にて、脱炭素型循環施設の構築のため、また地域の防災・減災の支援を目的とし、太陽光発電システム・蓄電池・最適制御システムを組み合わせたマイクログリッド(以下「本設備」)の導入を実施、2021年2月22日に運用開始いたしました。
また本日4月19日、災害時に本設備を使って発電可能なことを活かし、地域での支援協力を行うため、木更津市と「災害時における応急活動の協力に関する協定」を締結いたしました。


( 写真左より、木更津市長 渡辺芳邦、株式会社KURKKU FIELDS社長 江良慶介 )

本施設では2019年9月の台風15号により11日間の停電を経験し、長期停電時でも家畜のいる牛舎等への電力の安定供給や、地域住民の方向けの避難所として電力供給を自前で行える設備の導入を検討してきました。
本設備の設立は令和元年度の環境省の「激甚化する災害に対応した災害時活動拠点施設等の強靭化促進事業及びエネルギー自給エリア等構築支援事業」として実施されました。年間約191.1トン(新設の太陽光発電所分のみを換算)のCO2排出量の削減を想定しています。

また、本日木更津市と締結した「災害時における応急活動の協力に関する協定」によって、災害時に電力会社からの電力供給が断たれた際にも、太陽光発電パネルと蓄電池、自営線によって引き続き必要な電力供給を行い、周辺住民に対して本施設のトイレ、シャワー、水道及び携帯電話等の充電用の電源等を避難者に提供し、また本施設で生産、加工した食料品等を提供するなど、木更津市と協力して本施設の一部を地域の方への避難場所及び物資集積場所等として提供いたします。

今回の本設備構築にあたっては、NDS株式会社は詳細設計・施工および施工管理、全体概要設計および自社開発の最適制御システムの設計・導入・運用、またTesla Powerpack認定施工会社として蓄電池設備の納入・設置を自然電力株式会社が担当しました。

太陽光発電設備(294kW)と、Tesla社の産業用蓄電池Powerpack 3台(合計出力333kW/容量669kWh)・最適制御システムを一括で導入するとともに、敷地内に約1kmにわたる自営線を引き、複数の施設と新設および既設の太陽光発電システム、蓄電池を結ぶことで、天候の良い日は本施設内での使用電力を自前で賄うことができる自給自足状態を達成します。悪天候、夜間時には蓄電池からの電力提供、蓄電池に電力がない場合には外部系統から電力を購入し、年間の自家消費率は約80%を想定しています。


【本設備の特徴】
(平常時)
• 曇天時、雨天時は系統の電力を利用するが、晴天時は夜間電力を含めて可能な限りの電力の自給自足を目指し、年間の自家消費率は約80%を想定

• 蓄電池と最適制御システムによって、電気代が高い時間帯や電力使用量が多い時間帯に太陽光・蓄電池の電気を効率的に使用することで、年間約900万円の電気代と年間約191.1トン(新設の太陽光発電所分のみを換算)のCO2排出量の削減を想定


(災害時)
• 自営線で太陽光発電設備・蓄電池・敷地内建物を結び、停電時は遮断器で系統から切り離して蓄電池を自立運転させることで、指定された重要負荷での電力が約1~2日間利用可能

• 蓄電池からの電気の利用に加えて、日中太陽が出ているときは、太陽光発電設備からの電気も利用可能




株式会社KURKKU FIELDS 代表取締役会長 小林武史 コメント



私たちが脱炭素型社会を目指して太陽光発電を取り入れたのが2012年。その後、環境における情報を通して、時には痛みを伴う実感を通して、これから真剣にサステナブルな社会および未来づくりに取り組んでいかなければならないことが、明白となってきました。様々な危機的状況が起こりうることも想定しながら地域と共生していくことが、持続可能な未来への歩みの根幹にあると思っています。このたびの協定を踏まえて、さらにこの地域に貢献できるよう、努力してまいります


木更津市長 渡辺芳邦 コメント


協定締結に際しまして、一言ご挨拶申し上げます。
コロナ禍で、避難スペースの不足が懸念される中で、KURKKUFIELDS様の敷地内を避難場所及び物資集積場所としてご提供いただけることは、大変心強く、ありがたく思うところでございます。引き続き、地域防災力の強化や防災設備の機能強化などに努め、災害に強いまちづくりを進めてまいりますので、今後とも、ご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。


■設備概要
・太陽光発電設備 定格出力 656.6kW(内、新設の太陽光発電所は294kW)
・蓄電池 出力/容量 333kW / 669kWh(Tesla社製産業用蓄電池Powerpack 3台)
・導入施設および所在地 KURKKU FIELDS(千葉県木更津市矢那)
・運用開始日 2021年2月22日


■太陽光発電所写真(既設)


■KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)について

2010年千葉県木更津市に「農業生産法人耕す(以下「耕す」)」を設立し「耕す木更津農場」を開場、約9万坪(30ha)の広大な土地からなる農場は「次の世代にも使い続けられる農地」を目指して有機野菜の栽培と平飼い養鶏を10年以上続けてきました。
2019年、30haの広大な「耕す」農場を舞台に、クルックとして培ってきた消費や食のあり方を「農業」「食」「アート」の3つのコンテンツを軸に提案する、サステナブル ファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」として2019年11月2日(土)に第1期オープン。
「FARM」「EAT」「ART」「PLAY」「STAY」「NATURE」「ENERGY」の7つのカテゴリーに分かれた魅力溢れるコンテンツをご提供いたします。

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