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5G、エッジを加速させるインテルのシリコンとソフトウェア

(2021/6/23)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:インテル株式会社

5G、エッジを加速させるインテルのシリコンとソフトウェア

インテルのテクノロジーがvRAN の普及とエッジの構築を支援

最新情報:インテル コーポレーションは本日、MWC 2021のオンラインイベントで、インテルのテクノロジーを基盤に展開される複数の画期的なネットワークを紹介するとともに、インテル(R) ネットワーク・プラットフォームを発表しました。また、ネットワーキング・シリコンのトップ・プロバイダーの位置づけを確固にする、最先端の 5G/エッジ向け製品ポートフォリオに加わる新たなラインナップも公開しました。インテルは、仮想無線アクセスネットワーク(vRAN)におけるリーダーシップを確立し、ほぼすべての商用vRANがインテルのテクノロジーを基盤に導入されている点を強調しました。今後数年で、世界のvRAN基地局は数百から「数十万」へ、最終的には数百万単位へと拡大することが見込まれます。


インテル コーポレーション副社長、ネットワーク・プラットフォーム事業本部 ダン・ロドリゲス(Dan Rodriguez)は「ネットワーク変革は、5Gの可能性を解き放ち、エッジの領域を最大限まで普及させ、世界規模で事業を展開する顧客が収益性の高い新たなビジネスの成果を創出する上で不可欠です。インテルは、ネットワーク向けに半導体を提供する世界トップのプロバイダーとして、コアからアクセス、そしてエッジまでの仮想化へとこの移行を推進し、10年にわたる実績に基づくエッジ・コンピューティング機能を実装しながら、私たちが暮らす社会のデジタル変革を後押ししてきました」と述べました。

重要な理由:通信事業者は、コネクテッド・デバイスの増加に伴うネットワーク・ニーズの高まりに応えるため、5Gとエッジの可能性を最大限に引き出す、一層、アジャイルで柔軟なインフラストラクチャーを求めています。同時に生活環境のデジタル化により、5G、エッジ、AI、クラウドなどの機能を利用して、製造業から小売業、医療、教育など幅広い分野でその在り方が再形成される新たな機会が生まれています。IT部門の意思決定者 511人を対象に実施された最近のアンケート調査では、78% が「イノベーションに後れを取らないためには 5Gテクノロジーが不可欠」と回答しました。

これらの回答者はまた、この先2年間の5Gユースケースの上位3位以内にエッジがランクインするとの見解を示しています。インテルは、豊富な機能を備えたシリコンや最適化されたソフトウェア・ソリューションを提供するインテルの広範な製品ポートフォリオを提供し、2025年までに650億ドルに達すると推定されるエッジ用シリコン市場でのビジネス獲得を強化します。エンドユーザー環境でのインテルのテクノロジーのエッジ実装はすでに3万5,000件を超えています。

ネットワーク展開とイノベーション:ドイツテレコム、米国のDish Wireless、インドのReliance Jioをはじめとする通信事業者は、インテルのテクノロジーを基盤にネットワーク変革を進めています。いずれの取り組みでも、革新的なソリューションの構築と各社のビジョンの実現に実績があり、実証もされているインテル・テクノロジーの有益性が明確に示されています。


Reliance Jioは、5G無線通信とコアネットワークにおいてインテルとの共同イノベーションを進め、AI、クラウド、エッジ・コンピューティングを含む関連領域でのインテルとの連携も図り、5Gサービスの展開を推進すると発表しました。
ドイツテレコムは、ドイツのノイブランデンブルグ市(人口6万5,000人、33平方マイル:約85 平方キロメートル)で同社が展開するO-RANネットワークでのO-RANタウンにインテル(R) FlexRAN テクノロジーとアクセラレーターを採用しました。同社はテクノロジー・パートナーとしてインテルに信頼を寄せ、高性能RANの大規模展開を図っています。
DISH Wirelessは、米国内で初となるクラウドネイティブな5Gネットワークの構築にあたり、5Gエコシステムへの貢献度の高いインテルに強い信頼を寄せています。ラスベガスを皮切りに全米へと広がるこのネットワークは、ネットワークのコア、アクセス、エッジまですべて、インテルのテクノロジーを基盤として構築される予定です。
Cohereは、FlexRANの機能活用によりスペクトル効率を向上させる新たなアプローチをいち早く導入したパイオニア企業で、スペクトル乗算ソフトウェアをRANのインテリジェント・コントローラーに統合し、最適化しています。Cohereのテスト結果が示す通り、同社の遅延ドップラー空間多重化テクノロジーにより、チャネル推定の精度が上がり、通信事業者のスペクトル効率が最大 2 倍向上しました。これは Vodafoneが社内ラボで実施した700MHzのテストから得られた結果です。

エッジでのデータ価値の最大:2023年までに全データの75%がデータセンターの外、すなわちエッジや工場、病院、小売店舗、街中など、社会全体で生成されると予測されています。開発者はAI、分析、メディア、ネットワーキングを含めたあらゆる機能をエッジに集約させたいと考えています。インテルは、エッジ対応の広範な製品ポートフォリオを揃えており、これには次世代インテル(R) Xeon(R) D プロセッサーをはじめとする多彩な機能を備えたシリコン製品、オープンで最適化されたソフトウェア、世界規模のパートナー・エコシステムを通じて提供されるプリコンフィギュレーション(事前構成)された数百種類の統合型エッジツークラウド・ソリューションが含まれています。


EXOR Internationalは、インテルとの共同開発によりイタリアのヴェローナ市にエンドツーエンドのスマート・ファクトリーを実現しました。これはインダストリー 4.0と呼ばれるデジタル化があらゆる規模の製造業者にメリットをもたらすことを示す好例です。インテル(R) Xeon(R) プロセッサー、インテル(R) Atom(R) プロセッサー、インテル(R) FPGAによりこのスマート・ファクトリーのネットワーク/エッジ・インフラストラクチャー基盤が構築され、インテル(R) エッジ・コントロールと産業向けインテル(R) エッジ・インサイトのソフトウェアがデータを基にしたインサイト洞察を一層引き出し、またOpenVINO™ ツールキットが質の高い検証を可能にしています。このソリューションに人事、営業、マーケティング、輸送/物流などの各部門から収集したデータが統合され、EXOR Internationalには、従業員のスケジュール設定や休暇取得の記録、在庫/供給の週次追跡、生産や発注の記録管理など、業務に影響する数多くの有益なデータがリアルタイムで提供されています。
Cellnex Telecomは、インテル、Lenovo、Nearby Computingのサポートを受け、革新的な新しいエッジ機能をCellnexのサービスとして幅広い業種に展開しています。Cellnex のソリューションでは、インテル(R) スマート・エッジ・オープンがハードウェアの使用率とサービス管理の最適化を支えています。Cellnexはインテル(R) スマート・エッジ・オープンにより、データに基づいて迅速に反応し、サービス単位で管理を実行して、サービス品質を高め、エンドユーザーに一貫した体験を提供できます。現在、スペイン・バルセロナで導入されているこのソリューションは、インテルと Nearby Computingが設計した同じブループリントを基に他の多くの市場にも拡大導入されていく予定です。

基盤を支えるテクノロジー:インテルはプロセッサーから、アクセラレーター、イーサネット・アダプター、メモリー、ソフトウェア・ツールキット、さらにソリューション・ブループリントまで、業界の基盤となるネットワーク・ソリューションを最も包括する製品ポートフォリオを提供しています。業界をリードする製品ポートフォリオの拡充を続け、顧客企業が適切な総保有コスト(TCO)を維持しながら、市場投入までの時間を短縮できるようサポートしています。


インテル(R) ネットワーク・プラットフォームは、開発の複雑さを軽減し、市場投入を加速させる技術基盤であり、顧客企業とパートナー各社が、コアからアクセス、エッジまで、インテルのハードウェア機能を最大限に活用できるようにします。このレベルの柔軟性と包括的なソフトウェア環境を提供できるシリコン製品プロバイダーは、インテルのほかにありません。インテル(R) ネットワーク・プラットフォームには、システムレベルのリファレンス・アーキテクチャー、ドライバー、ソフトウェアのビルディング・ブロックが含まれており、ネットワーク・ソフトウェアの開発と最適化を円滑かつ迅速に行えるようにし、インテルのテクノロジーを基盤にしたネットワーク・ソリューションの開発と導入を短期間で可能にします。
インテル(R) スマート・エッジは、マルチアクセスのエッジ・コンピューティング・レイヤー向けの2つのソフトウェア製品で構成され、アーキテクチャーとコードベースの統合により、商用ソリューション、あるいは独自ソリューションの構築を問わず、顧客環境でエッジ・アプリケーションとネットワーク機能をオンボードして管理できるようになります。インテル(R) スマート・エッジは、プライベート・ネットワークや汎用の顧客構内設備など、オンプレミスの企業ユースケースに焦点を当てた商用ソフトウェアです。進化した拡張版のインテル(R) スマート・エッジ・オープン(旧 OpenNESS)は、高度に最適化されたパフォーマンス重視のエッジ・プラットフォームを構築する開発者向けのオープンなソフトウェア・ツールキットです。
インテル(R) Agilex™ FPGA ファミリーに5G アプリケーションでMACsec を実行できる暗号化アクセラレーション内蔵のFPGAが加わりました。 これにより、フロントホール、ミッドホール、バックホールの各レベルで、vRANにセキュリティーの新たな層が追加されます。
インテル(R) イーサネット 800 シリーズ・ファミリーには、スペース制約の厳しいエッジ用システム向けとして設計された、インテル初となるSyncE対応イーサネット・アダプターが加わりました。広帯域幅の4G、5Gの両RANに対応するほか、製造、金融、エネルギーなど時間とレイテンシーの影響を受けやすい分野のアプリケーションにも非常に適しています。

詳細情報:
・Intel is Foundational to Unleashing the Possibilities of 5G (Editorial)
https://www.intel.com/content/www/us/en/newsroom/opinion/intel-foundational-unleashing-possibilities-5g.html#gs.411bpp
・Intel at Mobile World Congress 2021 (Press Kit)
https://www.intel.com/content/www/us/en/newsroom/resources/press-kit-mobile-world-congress-2021.html#gs.411dzn
・Powerful New Business Outcomes Unleashed through 5G and Edge Innovation (Event Presention)
https://download.intel.com/newsroom/2021/5g-wireless/intel-mwc2021-event-presentation-slides.pdf
・5 Key Findings on What Businesses Think about 5G (Fact Sheet)
https://download.intel.com/newsroom/2021/5g-wireless/intel-mwc-survey.pdf
・Intel’s Virtual MWC 2021 Event (Event Video)
https://www.intel.com/content/www/us/en/newsroom/news/intel-virtual-mwc-2021-event-livestream-replay.html#gs.411hs1

The Small Print:
Performance varies by use, configuration and other factors. Learn more at www.Intel.com/PerformanceIndex.
Source for Cohere results: https://www.vodafone.com/news/press-release/vodafone-and-partners-boost-5g-capacity. Results may vary.
Performance results are based on testing as of dates shown in configurations and may not reflect all publicly available updates. See backup for configuration details. No product or component can be absolutely secure.
Your costs and results may vary.
Intel technologies may require enabled hardware, software or service activation.

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