記事検索結果

ES由来胚盤胞、子宮内膜モデルに「着床」東北大など成功（2024/2/29 科学技術・大学２）

胚盤胞は受精卵が分裂して成長した状態で、内側の細胞群から胎児、外側の細胞群から胎盤が生じる。... しかし、疑似胚盤胞が子宮内膜に接着した後、胎盤になる細胞が子宮内膜の上皮細胞を破って浸潤し、間質細胞...

日本女子大、血液の再生医療後押しフィーダー細胞機能増強に成功（2022/11/10 大学・産学連携）

日本女子大学理学部の佐藤香枝教授と東京都医学総合研究所の原孝彦幹細胞プロジェクトリーダーらは、胚性幹細胞(ES細胞)の血液細胞分化を助けるフィーダー細胞の機能を増強することに成功した。...

乳がん発症に微小環境必須金沢大など解明、超早期診断治療に貢献（2021/10/25 科学技術・大学）

金沢大学の後藤典子教授らは乳がん発症の超早期に、間質細胞や免疫細胞などが集まる微小環境が作り出される仕組みを解明した。... その結果、シグナル分子の働きで炎症性サイトカインが産生され、これ...

筋ジストロフィー、「6型コラーゲン」で改善京大が細胞移植（2021/8/25 科学技術・大学）

全身投与で筋肉再生検証研究グループはiPS細胞(人工多能性幹細胞)から骨格筋を維持する「間葉系間質細胞(MSC)」を作製した。... 筋線維の元とな...

抗がん剤に攻撃遺伝子、強力な作用付加オンコリスバイオファーマ（2020/3/17 ヘルスケア）

同社が開発したがんを“溶かす”ウイルス「テロメライシン」の遺伝子配列の中に、がん細胞を攻撃する遺伝子「p53」を搭載する。... 特に膵臓がんは、間質細胞と呼ばれる塊の中にがん細胞が発生するため、薬が...

凜研究所、がん治療向け抗体開発を本格化クローン候補選定（2019/12/10 ヘルスケア）

がんの周囲にある「間質細胞」を狙う抗体で、出血後に血液が凝固する際生じるたんぱく質複合体「不溶性フィブリン」に特異的に結合する。... この結合により、同抗体はがん細胞を取り囲む組織「間質」に入り込め...

血液のがん「多発性骨髄腫」、骨病変の因子特定北大（2019/2/20 科学技術・大学）

研究チームがマウスの骨髄腫細胞で発現している物質を調べると、健康なマウスの細胞と比べてIL―34が強く発現していた。骨髄細胞の一種「骨髄間質細胞」と骨髄腫細胞を一緒に培養すると発現がさらに増加し、この...

がん幹細胞がCAFに変化-岡山大、マウスのiPSで確認（2017/7/31 科学技術・大学）

【岡山】岡山大学の妹尾昌治教授、笠井智成講師らは、ヒトの乳がん由来の細胞株を用いてマウスのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を培養して「がん幹細胞」へ誘導したところ、がん幹細胞が自らがん組...

がん研、白血病細胞の骨髄定着−マウス実験で仕組み解明（2016/4/4 科学技術・大学）

細胞内の物質輸送に関わる遺伝子「Sytl1(サイトル・ワン)」が活性化されると、白血病細胞と骨髄内の間質細胞の結びつきが促進されることを突き止めた。 ... 骨髄の間...

京大、iPSで進行性骨化性線維異形成症の発症機構解明（2015/3/13）

疾患iPS細胞と変異部分を遺伝子修復した対照iPS細胞を用い軟骨細胞に分化させると、途中段階でMMP1、PAI1という2種類の遺伝子の発現率が高く、FOPの病態に関与することが分かった。... 実験で...

海外技術/NIHほか、ぜんそくの細胞治療（2010/3/16）

米国立衛生研究所(NIH)などの研究チームは、骨細胞や軟骨細胞、脂肪細胞、骨格筋細胞などに分化する能力を持つ幹細胞の一種、骨髄間質細胞(BMSC)が、人の重度のぜんそく...

JST、デンマークとの分子研究で名大など5件採択（2009/9/2）

採択された研究課題は名古屋大学大学院と南デンマーク大学による「神経筋疾患におけるスプライシング異常」、国立がんセンターとコペンハーゲン大学による「がん間質細胞の生物学的理解と治療標的としての検討」など...

期待の新薬(24)セルジーン−多発性骨髄腫治療薬（2009/8/12）

さらにがん化した形質細胞(骨髄腫細胞)は正常な形質細胞や白血球と置き換わっていく。骨髄腫細胞は骨などに接着し、腫瘍(しゅよう)を形成する。 ... レナリドミド...