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[ 科学技術・大学 ]
(2017/7/13 05:00)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日、小惑星「リュウグウ」への2018年6月の到着を目指す小惑星探査機「はやぶさ2」が10日時点で地球から1億7650万キロメートルの距離を順調に飛行していると発表した。さらに、探査機の軌道の高精度決定や地上局との通信を途切れさせない、通信技術の技術試験などにも成功したことも明らかにした。
はやぶさ2はリュウグウ到着後、試料を採取し、20年に地球へ帰還する予定だ。
JAXA宇宙科学研究所はやぶさ2プロジェクトチームの津田雄一プロジェクトマネージャは、「今のところ順調に進んでいる。気を引き締めて、イオンエンジンの運転や小惑星への到着などにつなげたい」と語った。
(2017/7/13 05:00)