[ 科学技術・大学 ]

JAXAと三菱電、超低高度衛星技術試験機「つばめ」の機体公開−災害対応にも貢献

(2017/10/9 05:00)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱電機は、JAXA種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で超低高度衛星技術試験機「つばめ」の機体を公開した(写真)。地球からの高度200キロメートル付近の超低高度軌道からの地球観測衛星技術の実証や小型高分解能光学センサーによる撮像実験を行う。高軌道からの観測に比べ、低軌道ではセンサーによる地上の観測精度が向上するため、衛星の小型化や低コスト化につながる。

総開発費は約34億円。気候変動観測衛星「しきさい」と一緒に基幹ロケット「H2A」で2017年度中に打ち上げる。

JAXAのSLATSプロジェクトチームの佐々木雅範プロジェクトマネージャは「超低高度衛星は地上の特定の場所の観測に適しており、崖崩れの場所を観察するなど災害対応にも役立てられる」と期待する。

(2017/10/9 05:00)

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