[ 環境・エネルギー ]

OPEC、来年末まで減産再延長

(2017/12/4 05:00)

  • (ブルームバーグ)

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどOPEC非加盟の主要産油国は2018年3月に期限が切れる原油の協調減産を18年末まで9カ月間再延長することを決めた。減産の規模もOPEC加盟国が日量約120万バレル、非加盟国が約60万バレルとする現在の減産規模を維持する。

協調減産を始めて以降、原油価格は、持ち直し、1バレル=50ドル台で推移している。減産継続で相場の下支えにつなげる。ただ、原油高が進めば、協調減産に加わっていない米シェールオイルの増産を招く。OPECと非加盟国は18年6月に開く閣僚級会合で、相場動向で減産措置を見直すことも合意した。

石油連盟の木村康会長はOPEC総会終了を受け、「米国等の生産動向に引き続き注視していく必要はあるが、協調減産の継続実施により需給バランスの改善傾向が継続することが想定されるため、当面の原油価格は現在の水準近辺にて推移するものと思われる」とするコメントを出した。

(2017/12/4 05:00)

総合3のニュース一覧

おすすめコンテンツ

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい空気圧の本

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい空気圧の本

技術士第一次試験「機械部門」専門科目過去問題 解答と解説 第9版

技術士第一次試験「機械部門」専門科目過去問題 解答と解説 第9版

誰も教えてくれない製造業DX成功の秘訣

誰も教えてくれない製造業DX成功の秘訣

電験三種 合格への厳選100問 第3版

電験三種 合格への厳選100問 第3版

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン