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第48回機械工業デザイン賞/喜びの声 製造業変革、気持ち新た

(2018/7/27 05:00)

  • 第48回機械工業デザイン賞のパーティーで歓談する受賞者ら

第48回機械工業デザイン賞の受賞パーティーが26日、都内で開かれ、受賞者らが喜びを分かち合った。最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞した豊田自動織機の一条恒常務役員、日本力(にっぽんぶらんど)賞のアマダマシンツール(神奈川県伊勢原市)の坂木雅治取締役(アマダホールディングス相談役)が冒頭のあいさつに登壇。一条常務役員は「日本の技術・モノづくり力を世界に発信したい」と決意を語り、坂木取締役は「ネーミングのサクセスストーリーになった」と晴れやかに語った。

【オークマ・家城淳副社長】

製品開発時に意図した、スマート工場における新しいモノづくり・ことづくりのための製品であると認められ、大変うれしい。また新たな気持ちで、製造業の変革に貢献していきたい。

【豊田自動織機・一条恒常務役員】

栄誉ある賞を受賞し従業員全員で喜んでいる。製品開発はロボティクス、コネクテッド、自動走行がテーマ。これをソリューションで提供する。受賞を機に世界に普及させたい。

【アマダマシンツール・坂木雅治取締役】

大変にうれしい。すでに購入頂いたお客さまにとっては、選んで頂いたのが間違っていなかったという証明になる。また受賞できるよう、引き続き努力したい。

【クボタ・佐々木真治取締役専務執行役員】

農業の構造変化に伴って農業経営の効率化や新しい農業への挑戦に向けた動きが出始めている。受賞はそうした農家や、農業への参入を目指す人たちにアピールでき、開発の励みにもなる。

【チップトン・小林知之取締役】

初めての受賞であり、製品のデザインを強化し始めた直後での受賞で本当にうれしい。社内には機能本意で良いとの意見もあるが、社外での評価により方向は間違っていないと確信できた。

【牧野フライス精機・清水大介社長】

とても光栄だ。社外へのアピールになったことはもちろん、なにより社内の士気高揚、さらにデザインに対する意識がより強くなったように思う。この喜びを次の開発につなげたい。

【日立産機システム・戸田正明取締役】

当社では電気の出力が小さい小型の機械であっても省エネに気を使う。“日立産機システムといえば省エネ”というイメージを定着させたい。

【ジェイテクト・井土雅裕執行役員】

工作機械の観点だけでなく、さまざまな角度から公正な目で審査され、評価頂いたことは非常にうれしい。名誉ある賞は開発者の勲章になる。皆の士気が上がった。

【ダイヘン・森本慶樹取締役常務執行役員】

大変に光栄。アーク溶接で従来の概念を覆したような画期的な製品と自負しており、産業の効率化に貢献できると思う。できるだけ早く普及させ、皆さんの役に立ちたい。

【ユーシン精機・小谷真由美社長】

世界最高の安全基準を搭載した製品で、IoTで現場を可視化できる。受賞は技術者の仕事が認められたということ。その機械が売れることで営業も喜ぶ。これを機に販売を加速させたい。

【島津製作所・西本竜樹分析計測事業部副事業部長】

最近力を入れている卓上型の質量分析計での受賞ということで大変うれしい。ライフサイエンスやヘルスケア分野での活躍を期待しており、受賞を励みに頑張りたい。

【ジョンソン・エンド・ジョンソン ロバート・デウィットメディカルカンパニーエチコン事業部長】

日本の外科医の意見を取り入れた製品が、歴史ある賞を頂き大変光栄。今後も医療の向上に貢献すべく努めていく。

【オーレック・今村健二社長】

3年前にブランディングをリニューアルしたのをきっかけに、それまではほぼ気を使わなかったプロダクトデザインにも力を入れるようになった。成果を出せて、大変うれしく思っている。

【CKD・梶本一典社長】

初めての応募で受賞し感激している。従来はデザインをあまり重視していなかったが、強化の方針に自信が持てた。また本日の受賞企業のほとんどが当社製品のお客さま。二重の喜びを感じている。

【新日本工機・中西章取締役】

2016年から“削ってなんぼ”をキーワードに切削能力の向上に挑んできた。新技術を盛り込んだ機械での受賞は感慨深い。業界1位と言っても過言ではないパワーを実感してほしい。

【FUJI・児玉誠吾取締役専務執行役員】

初めての応募で受賞できたこと、そして発売から1年で受賞できたこと、大変うれしく思っている。デザイン性だけでなく機能性も認めていただけたことを、光栄に思う。

【フジクラ・水嶋敏郎精密機器事業部技術部部長】

今回受賞した製品は、造形だけでなく作業性にも気を使った。デザイン以外の点も評価していただいたことに感謝している。また初めての応募で受賞できたことも喜ばしい。

【村田機械・山本宏板金システム部プロポーザルグループ課長】

開発から携わった製品での受賞を光栄に思う。「VIDERE」は雑談から出たアイデアを形にした。今後3次元の表現を取り入れることも視野に入れたい。

【ヤマハ発動機・引地裕一先進技術本部NV事業統括部MDB開発部部長】

当社の表面実装機やロボットの技術開発のDNAをつぎ込んだ。細胞を扱う当製品のビジネスはこれから。受賞を機に研究分野に浸透させたい。

(2018/7/27 05:00)

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