2021年「十大新製品賞」贈賞式 増田賞のオークマなど表彰

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  十大新製品賞増田賞を受けるオークマの家城社長（右）

日刊工業新聞社は２７日、東京・大手町の経団連会館で本社選定「２０２１年第６４回十大新製品賞」の贈賞式を開いた。来賓を代表し、文部科学省科学技術・学術政策局の寺門成真科学技術・学術総括官は「わが国が発展するには産学官によるイノベーションの推進が必要。特に研究開発における産業界の役割は重要になる」とあいさつした。

経済産業省の田中哲也官房審議官は「気候変動や人口減少など社会課題に直面する中で未来を切り拓くのはイノベーションの力。今後も課題を解決する新技術が生まれることを期待している」とたたえた。

受賞企業を代表して特に優れていると認められる「増田賞」を受賞したオークマの家城淳社長は「自動化や脱炭素のソリューションを提供し、世界の製造業や社会の課題を解決する。今回の受賞を励みにこの取り組みを加速したい」と研究開発への意欲を語った。（総合３に「喜びの声」、機械・ロボット・航空機に関連記事）