産業春秋/がんばれ日本ラグビー

(2023/8/21 05:00)

9月9日にフランスで開幕するラグビーワールド杯の日本代表メンバーが発表された。代表メンバーが所属するリーグワンのチーム関係者は「これで応援に一段と熱が入る」と喜ぶ。

前回大会は日本での開催で初のベスト8に進出した。ラグビー熱が高まり、プロリーグ創設の機運もあった。しかしコロナ禍もあり、方向修正された。2022年に開幕したリーグワンにはプロ選手もいれば、チームの母体企業の社員契約選手もいる。

活動には一定レベルの収益が必要。ただ、ラグビーは激しいスポーツで野球やバスケットボールのようにシーズンに数多くの試合は組めない。球技場での観戦収入には限界がある。

期待するのはワールド杯での奮闘だ。前回大会で“にわか”ファンとなった人たちが定着し、ファン層がさらに広がれば、スポンサー獲得をはじめ収入の選択肢が増える。

リーグワンではチームに自治体・地域名を冠して地域密着に力を入れている。ワールド杯後に開幕する新シーズンには、世界的な名選手の来日も決まっている。代表のキャプテンに選ばれた姫野和樹選手は「多くの感動や勇気を感じてもらえることを約束します」と宣言した。がんばれ日本ラグビー。

(2023/8/21 05:00)

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