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(2016/11/22 05:00)
日刊工業新聞社は21日、東京・飯田橋のホテルグランドパレスで「第39回フレッシャーズ産業論文コンクール」(経済産業省など後援)の表彰式を開いた。計828編から選定した優秀作品14編のうち、理学と工学の壁を越えた先に見える技術立国の復活について提言した堀場製作所の今野雄大さんに経済産業大臣賞が贈られた。日本商工会議所会頭賞は、社会基盤としての中小企業の重要性を考察したマグネスケール(神奈川県伊勢原市)の塚田耕平さんに贈られた。
来賓の伊藤禎則経産省大臣官房参事官(経済産業政策局担当)兼産業人材政策室長は「皆さまが精魂込めて書いた論文が、これからの日本のモノづくりや、日本経済の競争力向上に発展することを期待している」とエールを送った。
受賞者を代表して今野さんは「フレッシャーズならではの主張や感性を忘れず、企業や社会の期待に応えられるよう精進、努力していく」と決意を述べた。塚田さんは「社会人として活動する上で、常に問題意識を持って解決策を見いだしていきたい」と語った。
(2016/11/22 05:00)