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(2021/8/5 05:00)
日刊工業新聞社が6日発売する月刊誌「プレス技術」9月号では「微細精密プレス加工の高度化ノウハウ」を特集する。
総論は微細加工研究所(東京都八王子市)の伊藤國吉氏による「CASEを支える微細精密プレス加工の差別化・高度化ノウハウ」を、解説は富山大学の白鳥智美教授による「微細精密プレス 加工高度化の方向性」などを掲載。微細精密プレスで金型や加工モーションに求められるさまざまな技術要件や、プレスの強みを生かした加工事例を紹介する。
さらに実践リポートでは協栄プリント技研(東京都調布市)による、当て板やキャリアシートを使わない打抜き、自己修復フィルムを使用した打抜き、また超音波振動金型の製作などを紹介する。
CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)関連の開発が急ピッチに進展している自動車産業では、部品の軽薄短小化に伴い微細加工に寄せられる期待は大きい。一方で多品種少量への対応も求められており、プレス・切削など各工法の特徴を踏まえた最適な選択が必要になる。
(2021/8/5 05:00)