造船重機各社の業績が回復している。インフラ整備が活発化している中国などアジアの新興国向け需要がけん引し、産業機械、建設機械、プラント、造船などの受注が年初から拡大基調にある。

造船重機械5社の2010年4―9月期の受注高の合計は前年同期比20・1%増の2兆7518億円となった。... 特に新造船と建設機械向け部品がけん引した。... IHIは船舶・海洋が同52・8&...

業種別では総合建設や造船重機、産業機械などが前年度比10―20%減になる中、エンジニアリング専業大手は同68・1%増の1兆1366億円になった。

中国や東南アジアなど新興国向けの受注拡大を受け、造船や産業機械の受注が急回復している。造船重機各社の2010年4―6月期の受注は前年同期に比べて大幅に増加し、11年3月期も前期受注額を上回る見通しとな...

2010年3月期に12年ぶりの復配を果たした日立造船。... 【展開】 現状、同社の売上高営業利益率は5%(10年3月期)と、造船重機メーカーの中で安定したポジションに...

造船重機械大手5社の2010年4―6月期の受注合計は前年同期比20・6%増の1兆2697億円になった。... 三井造船も船舶事業が回復し、受注が同2倍を超えるほどだった。 ....

造船業界の代表格、三菱重工業。... 同社は造船用厚板の約6割を新日本製鉄、残りをJFEスチールから調達する。... 今回の造船大手との値上げ合意により、自動車に電機、造船重機という日本を代表する業界...

今後、造船業界は過剰な建造能力が問題になる。... 造船重機各社は損益が厳しい造船事業を本体から切り離すことを決断し、新たな造船事業子会社が相次いで誕生した。 この年、日立造船とNKK(...

翌日には、戦後の労働運動をけん引してきた鉄鋼労連、造船重機労連、非鉄連合の3労組が結集、350組合・25万人の組合員数を抱える「日本基幹産業労働組合連合会(基幹労連)」が発足した。

造船重機業界の事業環境は徐々に好転しているものの、先行きに不透明感が残る船舶事業のかじ取り、2輪車事業のテコ入れなど課題は多い。こうした中、10月に造船など3子会社を本体に統合する。... 当社の技術...

造船重機各社は火力発電や原子力発電などのエネルギー関連設備を手掛けているため、スマートグリッドに対する事業化意欲は強い。 ... 造船重機各社では自然界にあるエネルギーを力学的なエネルギーに変...

造船重機各社が海外事業を強化している。... 造船重機各社も考えは同じだ。... それだけに造船重機各社の狙いも新興国に定まっている。

「韓国の造船メーカーと同じ価格では新造船を受注できない」(宮崎俊郎三井造船取締役)。... 新造船の引き合いはピタリと止まり、造船重機各社は「商船部門では09年度に受注がなかった」&#...

造船重機メーカーは2010年度に攻めの姿勢に転じる。... 特に造船は1年半も商談が止まった状態が続いた。... このため米ボーイングや欧州のエアバスなど旅客機メーカーはもちろん、日本の造船重機メーカ...

(長田善行) 【造船重機】 造船重機大手5社のうち、投資を増額するのは川崎重工業とIHIの2社。三菱重工業と三井造船、住友重機械工業の3社は減額する。... リーマン・...

造船重機各社の狙いはここにある。 ... 造船重機各社はこうした流れの中、10年度の受注はもとより、5年、10年先のエネルギー関連の受注獲得に期待を寄せる。 ... 小型や中型、大型な...

造船重機5社の2011年3月期の設備投資合計額は前期比5%減の3030億円とわずかに減少する見通しになった。... 造船重機5社のうち11年3月期に増額するのは川崎重工業とIHIの2社。......

造船重機大手3社の2011年3月期連結業績は受注額の合計が前期比26・6%増の5兆6300億円の見通しになった。... だが、造船需要の見極めが難しい。... 造船重機大手3社は今期にほぼ全事...

中国製工具は日本製工具に比べ3―4割安価で、自動車や造船重機メーカーなどで採用が広がりつつある。

低コストが武器の中国製の工具を、日本の自動車・造船重機メーカーなどが一部採用している。