マグネスケール × 日刊工業新聞

2022.02.11

ＤＭＧ森精機、計測用半導体レーザー参入　伊勢原事業所...

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磁気と光でモノづくりの高度位置検出に貢献

株式会社マグネスケールは、磁気やレーザ光を原理とした、モノづくりに必須な高精度位置検出システムを、工作機械や産業機械、製造プロセス等の分野に半世紀以上、提供し続けています。社名になっている『マグネスケール』は高品位な磁気記録・再生技術と高度内挿デジタル処理技術により、光学式と変わらない精度と分解能を実現し、磁気の特徴である、強い環境性能で、金属切削のような過酷な現場でも信頼性を発揮しています。

『レーザスケール』は世界最高レベルの分解能2.1pm を達成し、最先端の半導体製造装置や超精密加工機の品質向上に貢献しています。

JCSSの長さと角度の校正事業者にも認定されており、国家基準とトレーサブルな製品を提供します。

土井俊

Navigator

日刊工業新聞社

土井俊

編集局第一産業部　編集委員

記者プロフィール

記者の視点

1965年当時、ソニーの中に研究部署が設置されたことが同社のルーツ。磁気スケールの商品化を実現して1969年にソニーの子会社として前身のソニーマグネスケールが発足。

設立から半世紀を迎え、テープレコーダの磁気記録技術から生まれた「マグネスケール」、光ディスクで培ったオプトエレクトロニクス技術から生まれた「レーザスケール」は、現在モノづくりにおける超精密計測分野で欠かすことのできないものとなっている。現在、神奈川県伊勢原市と三重県伊賀市の2拠点で生産活動を行っており、伊勢原事業所内では2024年の稼働に向けて計測用半導体レーザー用の新工場建設が進む。

社員の労働安全衛生を徹底しており、伊勢原事業所では無災害を26年継続中。