免疫機能に関わる白血球の一種「CD4+T細胞」と、関節リウマチの発症や維持に関わるとされるたんぱく質「IL―17」の産生細胞が協調することで、関節炎が引き起こされることをマウス実験で明らかにし...

免疫に関わる臓器「胸腺」のたんぱく質分解酵素が、さまざまな異物を認識し退治する可能性を持つ「未熟なT細胞」を“教育”。異物を攻撃する有用なT細胞へ変えることを明らかにした。... さらにこのペプチドが...

同社はレンチウイルスベクターを使用してキメラ型抗原受容体(CAR)/T細胞受容体(TCR)ベースの細胞免疫療法などを開発中。

免疫機構を抑制している分子や細胞などを標的として作用する仕組みの製品をそろえる狙い。... がん免疫治療は患者の免疫力を生かしてがん細胞をたたく療法。アステラスはがん細胞への攻撃に歯止めをかける分子で...

オプジーボも京都大学の本庶佑教授が1992年に発見した、リンパ球の一種であるT細胞の細胞死に発現する遺伝子「PD―1」の共同研究から始まった。 ... だが、抗がん剤の主流はがん細胞...

ミノファーゲン製薬(東京都新宿区、宇都宮徳一郎社長、03・5909・2323)は、皮膚T細胞性リンパ腫(CTCL)治療薬として国内で開発を進めてきた「ベキサロテン...

【岡山】岡山大学大学院医歯薬総合研究科の鵜殿平一郎教授らの研究グループは糖尿病治療薬のメトホルミンにがん細胞を殺傷する細胞(キラーT細胞)の疲弊を解除し、がんを攻撃する機能を回復する作...

皮膚T細胞性リンパ腫を予定適応症とする抗がん剤「モガムリズマブ(一般名)」が第3相臨床試験の段階にあり、くる病治療薬「KRN23(開発コード)」も第2相臨床試験を実施中...

【京都】タカラバイオとの共同研究者である三重大学医学部の珠玖洋教授らのグループが、T細胞受容体(TCR)遺伝子治療技術を用いたがん治療の第I相臨床試験を実施するため、医薬品医療機器総合...

未熟なT細胞は分化に必要なTCF―1とLEF―1という転写因子を多く作る。... 感染者の約5%が成人T細胞白血病を発症する。... 未熟なT細胞が多い胸腺でウイルスが顕著に抑制されていた。

ソレイジアが再発・難治の末梢性T細胞リンパ腫を対象疾患とする同剤の開発を継続。... また、再発・難治の末梢性T細胞リンパ腫以外の適応症で同剤を開発・販売できる権利も得る。

体内に侵入した病原体を免疫細胞のT細胞に知らせるたんぱく質「主要組織適合性抗原(MHC)」と結合した病原体由来のたんぱく質断片の動きをT細胞が感知。たんぱく質断片の動きが大きいほどT細...

ヒト由来の培養細胞にαとβの遺伝子を一つずつ導入し、細胞表面に発現するHLAの量を調べた。同病にかかりやすいHLA遺伝子は、αとβの組み合わせが悪く不安定になり、細胞表面でのHLAの発現量が少なくなる...

脳脊髄炎は、樹状細胞が作る炎症を引き起こすたんぱく質がT細胞の分化を促すことで発症する。IL―10が樹状細胞のたんぱく質発現を阻害し、脳脊髄炎を抑えていることが分かった。 人において...

患者の体内でがん抗原ペプチドを認識し、がん細胞を殺す「キラーT細胞」の増加が認められ、一部の患者で生存期間が延長できた。

京都大学大学院医学研究科の濱崎洋子准教授、瀬海美穂助教、湊長博教授らは、免疫システムの司令塔であるT細胞が正常に機能する上で重要な胸腺髄質上皮細胞の幹細胞をマウスの胸腺で発見した。... その結果、髄...

富士フイルムは糖の吸収抑制効果があるサラシア属植物の抽出エキスを摂取することで、血液細胞の免疫関連遺伝子の発現が増加することを確認した。... この抽出エキスの摂取によりヒトの免疫力向上の作用メカニズ...

T細胞は免疫の司令塔の役目を果たし、自己免疫疾患の原因となるが、T細胞が認識する抗原は不明だった。... 今回はこのマウスで、関節炎を引き起こすT細胞を標的にして活性化する分子となるT細胞受容体を調べ...

京都大学大学院医学研究科の江川形平研究員、椛島健治准教授らの研究グループは、久留米大学の夏秋洋平助教らと共同で、皮膚のかぶれが発症する時に血管周囲の免疫細胞が集積するメカニズムを解明した。... iS...

免疫細胞の一種である「自然リンパ球」が、ウイルスなどの侵入を防ぐのに重要な腸管上皮細胞への糖の修飾を制御していることをマウスで見つけた。... グループは免疫細胞と同酵素の関係を調べるため、さまざまな...