石油化学コンサルティングのクリークス(横浜市中区)によると、アジア市場のエチレンのスポット価格はここ1カ月ほどトン当たり880ドルで横ばい状態が続いている。

足元では指標となる中国のスポット価格が年初比で約2倍高く、3カ月前比でも約2割高い。... 炭酸リチウムの中国スポット価格は、上海市でロックダウン(都市封鎖)が始まった2022年3月に...

UBEはナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)の11月のアジア契約価格を前月から据え置きの1750ドルとした。... 原料のベンゼン価格が前月比35ドル安い同895ドルへ下がったこ...

原油価格の上昇が石油各社の業績を押し上げている。... 元売り会社は石油備蓄法で70日間分の備蓄義務があり、仕入れ時の価格と期末の価格差で評価損益は振れる。... 豪州の石炭事業を持っており、一般炭の...

冬場のガス需給のタイト化が意識され、足元では北東アジアのLNGスポット価格も19年末比約5倍高い。 ... 30年代には脱炭素化で天然ガス需要の停滞がありうる中、長期契約に大規模資金...

世界的な肥料供給混乱の兆しは、ここ数年、肥料価格の上昇という形で現れていた。国連食糧農業機関(FAO)によると、2017―20年にかけてトン当たり200―300ドルで推移していた尿素ス...

売上高が下がる要因は原油価格が前回発表時の1バレル=102円から同96・2円に下落を見込むこと。利益の増益要因は豪州一般炭のスポット価格が1トン=310・1円から同347・8円に上昇、...

北東アジアの液化天然ガス(LNG)スポットも、国際需給の緩和が意識されて6月以来の安値をつけた。... また、北東アジアのLNGスポット価格指標「JKM(ジャパン・コリア・マー...

発電事業者が再生エネ電力を市場(日本卸電力取引所)に売ると、売電価格は市場価格によって決まる。... 燃料の高騰局面ではFITより市場のスポット価格が高く、十分な収益が確保できる。.....

供給可能上限である200億キロワットに達するか11月30日の時点で受け付けを終了し、それ以降は日本電力卸市場のスポット価格に連動する市場連動型メニューでの契約となる。 ... 燃料や...

ウクライナ危機でロシアから天然ガス供給を絞られた欧州がLNGのスポット(随意契約)市場で代替調達しており、スポット価格は高騰する。日本はLNGの8割を長期契約で調達しており、スポット・...

政府は29日、価格が高騰する液化天然ガス(LNG)の安定的な調達に向け、国際協力銀行(JBIC)を通じ、電力・ガス会社の購入資金を低利融資で支援する方針を明らかにした。...

また冬場にかけては、既往の原油高がLNGの長期契約価格に反映されてくるほか、LNGスポットの高止まりも電力価格の先高観につながっている。ロシアが欧州への天然ガス供給を絞っていることで、LNGの国際需給...

東京電力エナジーパートナー(EP)は20日、2023年4月から法人向けの高圧、特別高圧の料金を卸電力市場のスポット価格を反映する料金体系に変更すると発表した。燃料費調整制度(燃...

円安・ロシア侵攻で輸入価格高騰 バイオマス発電の燃料輸入価格が高騰し、中部電力の再生可能エネルギー電源の開発戦略が転換を迫られている。ウクライナ情勢と円安の影響を受け、7月の輸入価格...

国際需給の逼迫(ひっぱく)が一段と警戒され、8月30日時点の欧州天然ガスや北東アジア向け液化天然ガス(LNG)のスポット価格は、7月末比3―4割高と高騰に拍車がかかった...

中国、川下の回復に期待 基礎化学品であるエチレンのアジアのスポット価格は、前週に若干反発してトン当たり860ドルに上昇した。... 最近のエチレンの利ざや(原料ナフサとエチレ...

長期契約価格への原油高の反映に加え、スポット相場の急伸やドル高・円安基調が上昇に拍車をかけた。... 原油価格連動が主流の長期契約に既往の原油高が反映されたほか、輸入の2―3割を占めるとされるスポット...

石油元売り3社の2022年4―6月期連結決算は原油価格の高騰を背景に各社とも好業績だったが、23年3月期連結業績予想は出光興産のみ上方修正し、ENEOSホールディングス(HD)とコスモ...

出光興産は9日、原油価格の上昇などにより、2023年3月期連結業績予想の売上高を5月時点の予想より6600億円増の9兆2600億円(前期比38・5%増&#...