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オンコリスバイオファーマが開発中のウイルス製剤型抗がん剤「テロメライシン」の物質特許が英国やドイツ、フランスなど欧州14カ国で成立する見通しとなった。... テロメライシンは風邪の原因となる「ヒトアデ...

ピーク時で数千億円の販売額が見込める」 「岡山大学から導入した抗がん剤『テロメライシン』も、肝臓がんなどを対象にアジア地域で第1相/第2相臨床試験を始めるべく準備中だ。

風邪の原因となる「アデノウイルス5型」の遺伝子を組み換え、がん細胞を特異的に攻撃する抗がん剤に改良した「テロメライシン」も、肝臓がんや食道がんを対象に臨床開発を進めている。

岡山大学大学院田中紀章教授と同大学病院遺伝子・細胞治療センターの藤原俊義准教授らが創製した腫瘍(しゅよう)融解ウイルス「テロメライシン」と放射線治療を併用した遺伝子治療の臨床研究向け。

「テロメライシン」の米国での臨床第2相試験と、「フェスティナビル」の健常人を対象とした臨床第1相試験の開発に充当する。

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