記事検索結果

名大、1段階で精密合成−ナノグラフェン（2015/2/18）

原料の構造情報をもとに炭素シートを一気に伸ばす新合成法「APEX反応」と新触媒の開発により実現した。... パラジウム触媒を使った1段階の反応で、ジベンゾシロール類と呼ばれるシート伸長剤と結合してナノ...

理研、PCB数秒で無害化−微小空間に触媒形成（2012/1/18）

小さい空間に薬品を流し込んで化学反応を起こす「マイクロチップ」と、独自に開発した触媒を組み合わせた方法で、PCBの無害化を効率的に行える。... 今回作ったマイクロチップは、ガラス板にY字状の溝を刻ん...

名大、骨格化合物を効率合成する低コスト化手法開発（2011/12/20）

有機化合物の一種の芳香族化合物と、医薬品などの主成分のフェノール誘導体を独自開発のニッケル触媒を用いて直接つなげる。... 同グループは触媒能力を調節できる有機化合物のビス・ジシクロ・ヘキシル・ホスフ...

北海道大学、効率合成の触媒を開発（2011/8/25）

開発したのは乾燥剤に使われるシリカゲルに、パラジウム触媒を固定したもの。パラジウム原子が互いにくっついて触媒機能が落ちることを防ぐために、パラジウム触媒には通常「サポーター分子」がついている。今回シリ...

名大、ナノグラフェンを精密合成する触媒開発（2011/7/13）

六角形炭素骨格をベースにした炭化水素とホウ素化合物の結合反応を、パラジウム触媒を用いることで位置を制御しながら六角形の炭素シートに成長させる。... 触媒は酢酸パラジウム・オルトクロラニル。結合反応の...

東工大、触媒反応でオキセテンの作り分けに成功（2011/3/21）

合成にはパラジウム触媒を使った。... 効率よく合成できる触媒反応を用いてオキセテンの不斉合成に成功したのは初めて。

神奈川科学技術アカデミー、根岸英一氏講演会（2011/3/2）

米パデュー大学特別教授の根岸英一氏を講師に招き、ノーベル化学賞の受賞理由となった「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング」の説明を聞く。

ソニー、特別研究顧問に根岸教授招へい（2010/12/14）

根岸氏が北海道大学の鈴木章名誉教授らとともに発見した「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング」は、ソニーが開発する有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)ディスプレーなどに不可...

米パデュー大の根岸特別教授、母校の東大で学生にエール（2010/11/30）

米パデュー大学の根岸英一特別教授は29日、母校の東京大学で、学生などを対象に受賞の成果となった「有機合成に革新をもたらしたパラジウム触媒クロスカップリング反応」をテーマに講演した。

根岸さんは今後の研究テーマとして、ノーベル賞受賞テーマとなったパラジウム触媒や不斉合成の研究を提示。

ノーベル化学賞、根岸・鈴木氏受賞（2010/10/7）

受賞理由は「パラジウム触媒を活用する有機合成におけるクロスカップリング反応」。... 目印をホウ素、触媒をパラジウム錯体に使えば、水溶液中、空気中を問わず反応が進むことを見いだしたことで、使い勝手を高...

独創研究集団・理研の最前線(120)リアルタイム生体内分子科学（2009/7/14）

研究チームは、5―7年間の長きに渡り鋭意探究した結果、新規のパラジウム触媒系を発見し、60度Cの反応温度下、5分間の加熱で、目的とするメチル化体を高収率(90%超)で得る高速C...

東大、アンモニア水から1級アミン合成する高効率手法を開発（2009/4/3）

東京大学の小林修教授らはアンモニア水とパラジウム触媒を使い、医薬品や化成品の原料となる1級アミンを高効率で合成する新しい方法を開発した。... 有機溶媒に高分子材料となるアリルエステルを溶かし、アンモ...

パナソニック/においを抑えた家庭用生ごみ処理機（2009/3/2）

におい成分を二酸化炭素と水に化学的に分解する「プラチナパラジウム触媒」の塗布面積を従来品より2割増やした。