記事検索結果

理研など、新たな「近藤効果」−有機分子金属と接触時（2012/8/22）

そこで「鉄フタロシアニン」という有機錯体分子を金属表面に吸着させて、温度を下げると一定の温度を境に電気抵抗が上昇する「近藤効果」という現象を調べた。

そのために、吸収しにくい近赤外などの長い波長の光を取り入れようと、ポルフィリンやフタロシアニンという色素化合物を分子構造の骨格にした新材料の設計・開発が進められている。

金沢大、ナノロッドで有機薄膜太陽電池で新たな構成を開発（2012/7/25）

それに対し、今回開発した電池の構成は、ヨウ化銅のナノロッドシートの上に、ドナー材料の亜鉛フタロシアニンと、アクセプター材料のフラーレンを積層したもの。

金属フタロシアニンが自己集合でワイヤ状に、埼玉大が発見（2012/6/29）

金属フタロシアニンが有機溶媒を取り除く過程で自発的に積み重なって、ワイヤ状の固体が析出する現象は初めてという。... 一般に金属フタロシアニンは平板のような形状をした化合物で、有機溶媒に溶けないため、...

ダイワボウノイ、セシウム吸着力90%超のマスク（2011/12/23）

鎖構造を持つ顔料、プルシアンブルーやフタロシアニン錯体を染みこませた不織布を開発、その機能を生かしセシウムを吸着する。... 不織布は4層構造で、プルシアンブルーを染みこませた不織布とフタロシアニン錯...

アールデック、有機薄膜材の結晶解析−少ない電子線量で観察（2011/8/31）

蒸着によって膜をつくりながら、亜鉛フタロシアニンなどの有機材料の結晶構造を解析できる。

分子研など、電流密度最大3300倍−有機薄膜太陽電池（2011/6/20）

鉛フタロシアニンとフラーレンなどの有機半導体材料による混合膜の作製方法を改良して、膜厚を従来比4倍の400ナノメートル(ナノは10億分の1)とし、一定面積当たりに流れる電気量を示す電流...

京大、高分子太陽電池に2種の色素を導入し変換効率向上（2011/5/13）

シリコンフタロシアニン(SiPc)とシリコンナフタロシアニン(SiNc)という2種類の色素を、フラレーンを含む化合物PCBMとポリヘキシルチオフェン(P3HT&...

物材機構、単分子デバイス配線技術を確立（2011/5/9）

導電性高分子のジアセチレン化合物分子を規則正しく並べた分子膜を作り、その上に機能性有機分子フタロシアニンを置く。走査トンネル顕微鏡(STM)の探針で分子膜に3―4ボルトの電圧を加えると...

DIC、中・印でインク原料を集中生産（2011/1/10）

顔料には赤や黄の原料となるアゾ系と、青や緑の原料となるフタロシアニン系があり、DICはすでに中国にアゾ系の大規模工場を持つ。中国の拠点に続き、12年中にインドでフタロシアニン系顔料...

東洋インキ製造、有機顔料値上げ（2010/6/24）

東洋インキ製造は有機顔料製品のフタロシアニン系顔料とジオキサジンバイオレット顔料、一部のアゾ系顔料について、7月15日出荷分から値上げする。値上げ幅はフタロシアニン系顔料で1キログラム当たり80円、ジ...

DIC、来月からインク・有機顔料を値上げ（2010/6/16）

今回値上げを決めた顔料は、4月にフタロシアニン系とジオキサジン系顔料を値上げした際には値上げを見送っていたが、原料の値上がりを受け値上げを決めた。

大日精化工業、有機顔料の一部値上げ（2010/5/21）

大日精化工業は有機顔料であるフタロシアニン顔料とアゾ顔料の一部製品について6月1日出荷分から値上げする。... 値上げ幅はフタロシアニン顔料で1キログラム当たり70円、アゾ顔料の一部製品で同30―15...

京大と三菱化学、有機薄膜太陽電池のエネ変換効率向上に成功（2010/5/19）

研究チームの実験では、色素同士が積み重なって凝集することを防ぐために、嵩のある置換基を持つ増感色素、ケイ素フタロシアニン(SiPc)を採用。

作製法は窒素を含む炭素源である高分子樹脂と、鉄フタロシアニン、硝酸セリウムを混合して1000度Cで焼くだけだ。

太陽電池に駆ける/新ECOアプローチ〜第6部(16)独BASFの戦略編（2009/4/10）

材料にはフタロシアニンや多環式染料など顔料に近い素材を使用する。

この分子ワイヤはフタロシアニンなど他の有機半導体と比べ1ケタ高い導電率を持つ。