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作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(117)生物の時間と人間の時間（2022/11/11 ウイークエンド）

人間を生物とだけ考えるのならば、物理学的時間だけでそれほど大きな破綻は生じない。

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(116)口頭による情報の伝承（2022/11/4 ウイークエンド）

そうして神々の名前や地名の音も意味も多様化し、重層化していったと考えられる。

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(115)リスクを嫌う日本の社会（2022/10/28 ウイークエンド）

それが彼らの考える自由なのだろう。

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(114)浮世絵のなかの渡世（2022/10/21 ウイークエンド）

初代・歌川広重の浮世絵には、『東都名所』や『名所江戸百景』のような、名所絵(風景画)であっても、庶民の暮らしが描き込まれているものが多い。材木を積んだ小舟で大川を上り下りする人たち、屋...

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(113)「老」という字をめぐって（2022/10/14 ウイークエンド）

ぼくたちの社会では「老」というと、生老病死の「四苦」の意味ばかりが強くなっているようだが、「老」を含む言葉には、長老とか老師とか老中とか家老とか、良い意味で使われてきたものもたくさ...

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(112)秋の夜長に耳を澄ます（2022/10/7 ウイークエンド）

砧(きぬた)を打つ音を実際に聞いたことはないが、俳句では秋の季語とされているから、静かな秋の夜などに、いかにも似つかわしかったのだろう。「衣板」が音変化した語といわ...

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(111)源氏物語の写本と極札（2022/9/30 ウイークエンド）

残りは後の時代に補われたものと考えられる。

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(110)ものを作る喜び、大切にする心（2022/9/23 ウイークエンド）

驚くべき技法に加え、現代社会では考えられないような手間暇がかけられているのだろう。

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(109)身体に備わった知恵（2022/9/16 ウイークエンド）

拘束される者の健康を考えると、大いに見直すべきだと思う。

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(108)健康と長寿を考える（2022/9/9 ウイークエンド）

いろいろなアプローチが考えられる。... いま一度、健康と長寿について考えたい。

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(107)オンとオフを繰り返す世界（2022/9/2 ウイークエンド）

キレる若者とかキレやすい子どもとか、特に若い人たちの短絡的な暴力沙汰が世間を騒がせたことがある。「逆ギレ」などという流行語も生まれた。いずれにしても、もう30年も40年も前のことで、言葉自体はすでに死...

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(106)受胎の巧妙な仕組み（2022/8/26 ウイークエンド）

ウイルス学者の宮沢孝幸さんによると、4000万年くらい前に霊長類の祖先動物が感染したレトロウイルスが、免疫抑制性の遺伝子配列を持ち込んだと考えられている。... 予防や治療、撲滅だけを考えるのは、現代...

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(105)右脳と左脳の働き方（2022/8/19 ウイークエンド）

また文字なども、だいたい右手で書くようにデザインされている。

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(104)料理の味、ひとの味（2022/8/12 ウイークエンド）

自分のために働いている人への想いがなければ、料理の味は分からないと言った人がいる。なるほど。家庭料理の良さはそのあたりにあるのかもしれない。

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(103)古代的なものへの先祖返り（2022/8/5 ウイークエンド）

がんという病気には「先祖返り」という側面がある。劣悪な体内環境に適応することを迫られた身体が危機に対処するために、ある条件下でミトコンドリアによる抑制を解除し、約20億年前の古代細...

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(102)見慣れぬ虫への眼差し（2022/7/29 ウイークエンド）

友人の学習塾を手伝って週に一度、中学生に国語を教えている。夜の授業ということもあり、夏は教室に虫が入ってくる。特にここ数年は新型コロナウイルス対策として、換気のためにドアや窓を開け...

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(101)お一人様スペックの幸せ（2022/7/22 ウイークエンド）

今日一日をどうやって生き延びるか、という状況では、そんなことを考える余裕はなかっただろう。

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(100)昔話の共通項を読み解く（2022/7/15 ウイークエンド）

小沢俊夫さんの『昔話の扉をひらこう』という本を読んでいたら、欧州の昔話には魔法や魔法使いが出てくるけれど、日本の昔話には見当たらないという指摘があって、なるほどと思った。ぼくたちが...

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(99)死を自覚し生きる動物（2022/7/8 ウイークエンド）

ぼくはそういうことは全然考えない。... これから生まれてくる者たちや、自分がいなくなった世界のことを最後まで考え続けたい。

作家・片山恭一が考えるデザインのチカラ(98)孤独に弱い社会的生き物（2022/7/1 ウイークエンド）

長引く自粛や不安といったものが、ぼくたちの免疫力を低下させていることは十分に考えられる。

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