ビタミンE構造を含む人工脂質を用いて作った脂質ナノ粒子(LNP)ががん免疫や感染免疫を促進することを見いだし、この粒子にメッセンジャーRNA(mRNA)を組み込むことで...

抗体ではなく免疫細胞が感染細胞を排除する「細胞性免疫」を用いた新しいマラリアワクチンの実用化が期待される。 感染細胞ごと傷害する細胞性免疫を誘導するため、ワクチン候補となる...

健康増進に寄与 茨城県産業技術イノベーションセンターと帝人目黒研究所(大阪市中央区、三好孝則社長)は試験管内での実験で、納豆菌BN株がヒトの免疫を...

人工多能性幹細胞(iPS細胞)を大学・研究機関や企業に提供している京都大学iPS細胞研究財団(山中伸弥理事長、京都市左京区)は14日、ゲノム編集技術を使って拒絶反応のリ...

東海大学の津川仁講師と慶応義塾大学の松崎潤太郎准教授らは、高齢者を中心に重篤な感染症を引き起こす「肺炎桿菌(かんきん)」に対する感染防御メカニズムを解明し、腸管粘膜の免疫細胞が分泌する...

小腸内での微生物の移動を理解することで、免疫制御技術などの開発につながる。 ... 哺乳類の小腸には体内の70%以上の免疫細胞が集結している。乳酸菌やビフィズス菌といった善玉...

東京医科歯科大学の三宅健介特任助教と伊藤潤哉大学院生、烏山一特別栄誉教授らは、希少な免疫細胞である好塩基球が体内でどのように作られるかを解明した。... 細胞の遺伝子発現を1細胞レベルの精度で解析でき...

肺炎球菌による肺炎では、細菌の毒素により免疫系が傷害を受け、組織の修復を促すEGF受容体(EGFR)を分解してしまう。... 肺炎球菌に感染して免疫細胞が細菌毒素により障害を受けると、...

DNA損傷評価に必要な免疫細胞染色までの処理を自動化する。... 人の細胞のDNAは日常的に損傷と修復を繰り返すが、損傷の蓄積は発がんなどの病気に関連するとされる。... DNA損傷の評価には血液細胞...

立命館大学の山口慎一朗大学院生や中山勝文教授らは、一部の多層カーボンナノチューブ(CNT)を捕捉するヒト免疫受容体を特定し、捕捉後にアスベストに似た炎症を引き起こすメカニズムを見いだし...

このなかで特定の疾患に対して細胞面からアプローチする大阪大学の坂口志文特任教授らが発見した「制御性T細胞(Tレグ)」は、異質にあると言える。ただ細胞は、生きた薬剤になりうる。... &...

これらの抽出物を希釈して免疫細胞のマクロファージ様細胞に投与した。

自分の免疫細胞が自分の体を攻撃する「自己免疫疾患」の新しい治療法の開発につながるとみられる。 ... 樹状細胞は免疫において重要だが、過剰に反応すると炎症や免疫疾患につながることが知...

東京工業大学の近藤科江教授らは、乳房組織に常在する免疫細胞の一種のマクロファージが乳がん細胞の増殖を助けることを発見し、このマクロファージを阻害することで乳がんの増殖や再発・転移を抑制する手法を開発し...

白血病など免疫細胞系のがん治療に効果的な治療法だ。治療プロセスでCAR―T細胞ががん細胞を攻撃できるまで増やす際に、自動化技術が有効だ。... 京大と共同研究を始めた細胞医療分野は細胞免疫系の難病の治...

川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)のオラシオ・カブラル客員研究員らは、免疫細胞や薬剤に耐性がある難治性がんを弱体化する技術を開発した。... 抗アレルギー薬...

同センターで大半生産するFK―23は同乳酸菌に加熱処理を施し、生菌体に比べ免疫活性力が約3倍高いのが特徴。... LFKは生体内で高い吸収性があり、身体中の免疫細胞に働きかける作用がある。

ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業(横浜市戸塚区、釘丸和也社長)は、免疫細胞「マクロファージ」の創傷治癒機能を精油ブレンドが活性化することを発見した。... 皮膚などの組織の創傷...

がん組織に蓄積した鉄が免疫細胞の炎症応答を増悪させることを見いだした。... また鉄量の多い大腸がん患者は、がん組織に存在する免疫細胞に鉄が蓄積し、フソバクテリウム・ヌクレアタムによる信号伝達応答を増...

小児がんの神経芽腫(がしゅ)のうち治りにくいタイプは、がん細胞が異常な増殖を続けるために必要な栄養分である3種類のアミノ酸の調達を妨げる戦略が治療に有効だと、東京大医学部付属...