半導体回復予測も好感 エチレンの国内製造プラントの低稼働率が底を打ちつつある。10月の国内エチレン製造プラントの稼働率は、前年同月比2・2ポイント減の82・6%。3カ月連続の...

先端品不振で市況押し下げ 電子部品の市況が軟調だ。主力の積層セラミックコンデンサー(MLCC)の輸出価格(米ドル換算)は今年3月か...

中国での需要伸びず ロシアのウクライナ侵攻に続き、イスラム組織ハマスとイスラエルの軍事衝突が勃発し、乱高下が懸念されている原油価格。それに連動するナフサにも先行き不透明感が漂う。ただ...

住宅関連の低迷目立つ 電子機器や住宅建材などの原料となる銅スクラップの国内相場が弱含みで推移している。ベースとなる銅の国際相場は中国景気の回復が遅れていることから上値が重く、銅スクラ...

アジア市況の低迷響く 塩化ビニール樹脂の需要は依然として軟調に推移している。国内では2022年度にかけて実施した製品値上げの影響で出荷ペースが落ち込んだことに加え...

コスト高・生産調整背景 合板の価格下落が鈍化の兆しを見せている。農林水産省の木材流通統計調査によると、9月の普通合板(針葉樹合板)1枚当たりの全国平均価格は、前月比1...

8月出荷量、車除きマイナス 銅電線の需要が伸び悩んでいる。日本電線工業会がまとめた8月の銅電線の推定出荷量は、前年同月比2・9%減の4万6100トンだった...

7月の販売量、10カ月連続減 印刷インクの国内需要は依然として軟調だ。コロナ禍からの経済回復による販売増が期待されたものの、川下の印刷業の景況感が上向いた局面でもインク需要は弱含みで...

中国の供給懸念が影響 ナイロン原料・カプロラクタム(CPL)のアジア市況に反転の兆しが出てきた。中国のゼロコロナ政策終了を受けた2月の水準には及ばないものの、足元の取...

顧客の在庫調整響く エポキシ樹脂は末端に反応性のエポキシ基を有する熱硬化性樹脂で、耐熱性や耐薬品性、機械的強度、接着性などに優れる。この特性から接着剤や塗料のほか、半導体封止材・電子...

年末まで補助金延長 9月末で終了する予定だった国によるガソリン価格抑制のための補助金は、原油価格の高騰や円安の進行に伴い、10月以降も継続される方針が決まった。2022年1月から石油...

セメントは内需の減少が続いている。7月の国内販売量は、前年同月比4・2%減の305万6000トンと、11カ月連続で前年割れだった。一部地域で、大雨による出荷減少の影響を受けたことが一...

中国経済の回復遅れ影響 化学製品の基礎原料であるエチレンの需要が引き続き振るわない。石油化学工業協会(石化協)が24日発表した7月の国内エチレンプラントの稼...

パソコン在庫削減一巡 電子部品に需要底入れの兆しが出てきた。主力のコンデンサーの出荷金額は前年同月比でマイナスが続くものの、マイナス幅が縮小し始めている。パソコンなどで顧客の在庫削減...

家電不振、メーカーは低調 電子機器の部品や建材などの原料となる銅スクラップの国内相場が強含みで推移している。ベースとなる銅の国際相場は中国景気の不調を背景に上値が重いが、ドル高・円安...

5月、半導体在庫調整響く 幅広い用途でエポキシ樹脂の需要が低迷している。エポキシ樹脂は耐熱性や機械的強度、接着性などに優れる熱硬化性樹脂。半導体封止材・電子材料向...

中国の需要増に期待感 石油化学製品の基礎原料であるナフサの市況が回復機運にある。アジアナフサ(C&F JAPAN ナフサ)...

建設技能労働者が不足 セメント協会がまとめた5月のセメント国内販売量は、前年同月比1・8%減の272万1203トンだった。9カ月連続で前年同月を下回った。...

アジア動向が回復のカギ 基礎化学品であるエチレンのプラントの稼働状況は「低空飛行」が続いている。石油化学工業協会(石化協)がまとめたエチレン製造プ...

欧米向け大型品減少 電子部品は需要回復の足どりが鈍い。主力のコンデンサーは欧州と米国市場向けの大型品の出荷が減少した。これまで堅調だった自動車向けの一部で、顧客による在庫削減が顕在化...