国連水会議、事務総長が水担当特使任命 ニューヨークの国連本部で3月末に開催された国連水会議に参加した。171の国から100を超える閣僚級の各国代表、加盟各国や国際機関に加えて非政府組...

東京大学のGX 五神真・東京大学前総長は任期中の行動指針「東京大学ビジョン2020」を2015年10月に公表し、その精神が通底しているとの認識からSDGsに沿って具体的な行動計画を定...

ネイチャーポジティブに実効力を持たせるには どれだけ生態系を保全し、人間活動が生物多様性にこれ以上の悪影響をもたらさないように留意しても、すでに失われてしまった生...

国連水会議では何が話し合われるのか 2030アジェンダの水目標SDG6達成に向けて開始された「持続可能な開発のための水国際行動の10年」の中間評価のために46年ぶ...

大手石油企業は「何十年も前から地球温暖化を正確に予測」…学術誌論文で明るみに 今月半ばに開催されたダボス会議で国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、世界の大手石...

SDGs達成のための科学技術 2023年は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中間年にあたり、9月には4年に1度のSDGsサミットの場で「持続...

培養肉と温室効果ガス排出 農業と土地利用、貯蔵、輸送、包装、加工、小売り、および消費といった食料システム全体で温室効果ガス(GHG)排出量の21―...

気候変動の悪影響による「損失と損害」の補償 エジプトのシャルムエルシェイクで開催された国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)は、気候変動の悪影響に伴う...

世界の水問題「水のIPCC」構想 国連が10月に公表した共同報告書「世界の飲料水の現状―すべての人々の安全な飲み水確保の進捗(しんちょく)を加速する行動の緊急要請―」...

なぜ生物多様性は気候変動ほど重要視されないのか 生物多様性の保全が気候変動ほどには国際社会の中心課題にならないのはどうしてだろうか。それは、影響のグローバル性、対...

多自然川づくり ドイツ・フランクフルトを流れるマイン川の支流、ニッダ川の多自然川づくりの現場を見学する機会があった。多自然川づくりというのは日本の河川管理の行政用語で、長良川河口堰&...

自然に基づく解決 気候関連の財務情報の開示に関するタスクフォース(TCFD)に続く枠組みとして、2019年の世界経済フォーラム(WEF)年次総会で着想...

未曾有の熱波や豪雨のリスク もしストックホルムの年平均気温が現在の7度Cから15度Cに、年降水量が現在の3倍の1500ミリメートルになっても現代的で快適...

各国の政策へのSDGsの影響は限定的? 持続可能な開発目標は果たして国連加盟各国の政策に影響を与えたのであろうか―。3000余りの学術論文を分析した結果をオランダや...

気候変動対策には経済発展が必須 4月に公開された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第3作業部会の第6次評価報告書では、太陽光や陸上風力、洋上...

SDGs懐疑論 地球は温暖化していないとか、温暖化の原因は二酸化炭素(CO2)ではない、といったいわゆる温暖化懐疑論を唱える方も最近は減ってきた。...

動き出した世界 平和なくしては持続可能な開発はあり得ず、持続可能な開発なくして平和もあり得ない。SDGsを掲げる2030アジェンダ前文にはこのように書かれている。...

水サミット 「持続可能な発展のための水―実践と継承」を掲げて、第4回アジア・太平洋水サミットが4月末に熊本市で開催された。対面、オンラインあわせて30カ国以上の首...

なにが持続可能か 戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦(とりで)を築かなければならない―近年では各種世界遺産の登録で知られる国際連合教育科学...

「草原、サバンナ、泥炭地など自然状態では森林ではない土地への植林や、大規模なバイオエネルギー作物栽培など土地利用型の緩和策の展開は、生物多様性、水と食料の安全保障、生活に対する気候関連リスクを増大させ...