当初、住友重機械工業、東芝、日立製作所、三菱電機と包括的協定を結んだが、期間満了後の現在は、社会実装に向けて住友重機械とマルチイオン入射器を、東芝と超電導円形加速器を、それぞれ開発に取り組んでいる。....

例えばハードウエアについては、NECが独自の技術である超伝導パラメトロン素子を用いた超伝導量子アニーリングマシンの開発を進めている。... 周辺技術の例を挙げると、現在主流の超伝導量子コンピューターと...

このNi―HEBM構造は、金電極下に磁性材料であるニッケル薄膜を挿入することで、電極直下の超電導薄膜ストリップが有する超電導性を抑制し、電極間のわずか100ナノメートルの領域のみに超電導性を残すことを...

世界の7極、35カ国が参加する超大型プロジェクトで、現在、フランスで建設が進んでおり、2021年5月時点でプロジェクトの73.7%以上まで進んでいます。... 我々が担当しているダイバ...

NECは17日、量子アニーリングマシンの実現に向けて、高精度な計算を可能とする超伝導パラメトロン(ジョセフソン素子とキャパシターで構成する超伝導共振回路)...

利用される量子の種類は多岐にわたっており、原子・電子・イオン・光量子・超伝導体などが挙げられる。... 光量子は、超高速演算を行うコンピューティング技術や、高い空間分解能を実現可能なイメージング技術な...

全7章構成で、全章を高エネルギー加速器研究機構応用超伝導加速器センターの加藤茂樹フェローが執筆した。

トポロジカル量子ビットは、特定の半導体と超伝導体を原子レベルで接合した界面で構成される量子ビットである。シリコンなどの半導体はその化学的な特性から、ニオブなどの超伝導体金属と良好な電気的接触を得づらい...

設計チームは、プラズマの閉じ込め磁場を発生する超伝導コイルや、高熱粒子束を受ける「ダイバータ」と呼ばれる受熱機器に、イーターの技術を活用する。

電気を通さない「絶縁体」に電子を入れて高温超伝導体を作る「電子型」を発見。誰でも高温超伝導体を設計できる「十倉規則」を確立した。... この他にも電気を通すセメントや鉄を主成分とする高温超伝導体、酸化...

中でも電気抵抗がゼロになり消費電力が少なくて済む高温超伝導体は省エネルギー材料として注目されている。その可能性を広げた東京大学の十倉好紀卓越教授は、電気を通さない「絶縁体」に電子を入れると高温超伝導体...

超伝導物性ユニット主任研究員、機能性材料研究拠点主任研究員を経て、19年から現職。

理化学研究所の下志万貴博研究員と東京大学の辛埴(しん・しぎ)特別教授らは、鉄系超伝導体の電子の空間分布をナノメートル(ナノは10億分の1)の精度で計測し、電子がうねりを...

高電圧・大電流・大電力を安全発生、高精度で制御 核融合反応を起こすプラズマを閉じ込める強磁場は、超伝導コイルに高電圧を印加し大電流を流して作る。... 以降、JT―60SAの特徴であ...

プラズマを制御するためには2種類の超伝導コイルが必要だ。... 一方、コイルの電気接続部は超伝導ではないが、コイル超伝導状態の維持には接続部での発熱を抑える必要があり、接続部は成否を決める重要技術だ。...

構成機器は、超高真空を維持し超高温プラズマを閉じ込めるドーナツ状の真空容器、プラズマを生成し閉じ込める磁場を発生する3種類合計28個の超伝導コイル、マイナス269度Cに冷却された超伝導コイルへ熱を侵入...

絶対温度4K(マイナス269度C)で電気抵抗ゼロとなるニオブ・スズ超伝導線を超伝導巻線に用い、長時間の運転でも消費電力は十分小さい。... また超伝導巻線をコイル容器内に一体化する時に...

イーターの大きさは幅30メートル、高さ30メートルであり、構成する機器も超巨大かつ精密だ。 ... 例えば、機器の製作では、良好なプラズマ閉じ込めのために10メートルを超える超巨大機...

超伝導体として最初に発見された水銀を除き、これまでの超伝導体はどれも室温で固体である。... この液体合金を超伝導体の間に挟めば、超伝導のまま、接続できるはずだ。... いつでも好きな場所で、超伝導機...

超伝導物質以外で初めて観察された。 ... これによりアンドレーエフ反射を超伝導物質以外で観測でき、材料によらない普遍的な物理現象であると証明した。