バイオメッドコアはリポソーム製剤の事業化に取り組む。リポソームは脂質二重膜で構成されたカプセル状の物質。... 同社では独自のリポソーム製造プロセス技術を開発。

そこで妹尾教授らは水溶性の高くなったパクリタキセルを用い、溶媒に対する溶解度の差を利用してリポソーム内に封入した。溶媒をリポソームの内と外で使い分け、糖修飾パクリタキセルの溶解度に“勾配”を作ったこと...

田中貴金属工業(東京都千代田区、田苗明社長、03・6311・5511)は、細胞膜の脂質二重膜を模したカプセルであるリポソームの量産を開始した。... 薬剤や化粧品成分をリポソームに閉じ...

医療で使えるほどの高い品質を確保したリポソームの製造は難しいが、小型設備で安定した品質のリポソームを大量生産する技術を日本のベンチャー企業が開発した。... その理由の一つに、安定した品質のリポソーム...

リポソームの表面に「シアリルルイスX」という糖鎖を修飾した。 ... この性質を利用することで、リポソームを血管内皮細胞に集めることができる。実験ではリポソーム表面に修飾する糖鎖の量...

厚生労働省は先進医療の拡大に向けて導入する外部評価制度の第1号案件として、多発性骨髄腫の治療に用いる「ドキソルビシン塩酸塩リポソーム注射剤」、神経芽腫・褐色細胞種・甲状腺随様がんの治療に用いる「3―ヨ...

ドキシルは高分子ポリエチレングリコールで表面を覆ったリポソームのカプセルに、抗がん作用を持つドキソルビシンを封入したDDS製剤。

直径約10ナノメートルの微小な筒状の炭素分子であるカーボンナノチューブ(CNT)の表面に、内部に物質を蓄えられる直径約100ナノメートルのリポソームという球状分子を結合した。リポソーム...

対象となるがん治療向けDDS製剤「MBP―426」は薬剤を患部まで運ぶ微小なカプセル状物質「リポソーム」に既存の抗がん剤「オキサリプラチン」を包み、がん細胞までの誘導役を果たす血漿(けっしょう...

リポソームの製造や販売に関するライセンスの供与も目指す。... これまでリポソームは量産が難しく、実験室レベルでの使用にとどまっていた。... リポソームの製造や販売に関するライセンス供与も検討してい...

タキソールを水溶性に変えることで脂質二分子膜のリポソームに封入しやすくしたうえで、リポソームに結合させたハーセプチンにより、がん抗原に薬剤を集中的に運ぶ仕組み。... タキソールは水に溶けにくく、リポ...

東北大学病院と共同で開発した「抗がん剤調整支援システム」や東レエンジニアリング(東京都中央区)とバイオメッドコア(横浜市金沢区)へ開発協力した「リポソーム連続製造装置」...

岡田一志製剤研究部部長は「今は(脂質分子で作られた膜である)リポソームを使っているが、(親水性分子が外側に向き疎水性の分子が内側に向いた)ミセルなどを使ったDDSにも取...

エーザイは今後、ハラヴェンを乳がんのアジュバント(術後補助療法)などの適用追加や、リポソーム製剤の開発などにより乳がん患者へ一層貢献する。

また、15年以降の実用化を見据え、DDSのリポソーム製剤の早期の臨床試験実施を目指す。

日油は化学品などの既存技術と高い精製技術を生かし、細胞組織に似た分子複合体であるリポソームや、薬剤安定化などに用いる高純度活性化ポリエチレングリコール(PEG)誘導体などを展開する。&...

【名古屋】日本メナード化粧品(名古屋市中区、野々川純一社長、052・961・3181)はリポソームを添加することで人の皮膚により近い培養皮膚モデルの角質層を構築する手法を確立した。.....

乳がん、子宮がんなどに抗がん作用のあるパクリタキセルを糖で修飾することによって、高い水溶性とリポソームに封入しやすい性質を持たせた。 パクリタキセルを封入したリポソームの表面に、乳が...

さらに日本医大はベンチャーのメディサイエンス・エスポアとも協力し、薬剤封入のリポソームによるケロイド治療法にも取り組む。

C60をリポソームというカプセルに閉じ込める際、蛍光色素も一緒にすることで光を吸収する能力を補った。... そこでC60と光を吸収する能力の高い蛍光色素をリポソーム内で一緒にした。 実際にリポ...