京都大学が作製する特殊な機能を持った「人工RNA(リボ核酸)」を同社が開発したミセル化ナノ粒子のカプセルで封入する設計の核酸医薬について、動物を使った効果測定試験などを進める。 ...

日本化薬はミセル化ナノ粒子のカプセルを用いたがん治療向けの薬物送達システム(DDS)製剤について、転移・再発乳がんを対象とする第3相臨床試験を始めた。... 外側が親水性ポリマー、内側...

すい臓がんを適応対象とする「シスプラチン誘導体ミセル」などが対象。... シスプラチン誘導体ミセルは13年以降、欧米や日本で臨床試験を順次始めたい意向だ。 ... シスプラチン誘導体...

岡田一志製剤研究部部長は「今は(脂質分子で作られた膜である)リポソームを使っているが、(親水性分子が外側に向き疎水性の分子が内側に向いた)ミセルなどを使ったDDSにも取...

期待が大きいのは、バイオベンチャーであるナノキャリア(千葉県柏市)のミセル化ナノ粒子を使ったDDS。ミセルは親水性と疎水性という異なる性質を併せ持つ。

ナノキャリア独自の技術であるミセル化ナノ粒子内に同核酸を入れることで、新しい核酸医薬品を創り出すことを目指す。... ナノキャリアはこの核酸を入れたミセルを作成。

治療に使う分子は高分子ミセルという2層の構造を持つ。... 高分子ミセルが血管中を循環し、がん組織にのみ高分子ミセルが侵入。... 抗がん剤を内包した高分子ミセルは、4種類の製剤を使い国内外で臨床を行...

DDSに使用するナノ粒子は水中で、外側に親水性、内側に疎水性の2層に分かれた構造を持ち「高分子ミセル」と呼ばれる構造を持つ。

同社は高分子ミセル化抗がん剤の臨床第2相試験を日米で進めているほか、近く中国で肝細胞がん治療薬「動注用アイエーコール」(一般名シスプラチン注射用)の臨床試験を始める見通し。

特に高分子ミセル化抗がん剤の治験がうまくいけば、幅広い適応が可能になり海外展開の道も開ける。

09年度は、現在、臨床第2相試験にある高分子ミセル化抗がん剤への研究開発費が膨らみ、当初計画の45億円を上回る60億円を投資した。... バイオ後発品の「TKN732」「NK938」「NK939」は1...

同技術はナノサイズのカプセル状粒子であるミセルを作成するもの。... カチオン性のポリアミノ酸誘導体からなるミセル型キャリアを作成し、このキャリアとマイナスに荷電した遺伝子を複合体に形成する技術。&#...

さらに一重構造ミセルとブロックポリマーを水中でかき混ぜると、外側と内側が親水性でその間に疎水性をもつ二重構造の高分子ミセルを作製できた。ミセルの粒径は40ナノメートル(ナノは10億分の1...

メディネットのがん免疫や臨床用ヒト細胞加工の最新技術・ノウハウと、ナノキャリアの医薬品用途のミセル化ナノ粒子技術を融合し、治療方法が確立していないがん領域の研究課題について共同開発する。

先進医療技術を応用したディープデリバリーシステムを採用し、50―150ナノメートル(ナノは10億分の1)のミセルに有効成分を内包した。

親水性と親油性の両方の性質を持った球状分子「ミセル」にペプチドが付いた構造。... 粥状動脈硬化のマウスの静脈からミセルを注入し、体内を循環させて効果を確認した。

開発中の化合物はポリデプシペプチドにポリエチレングリコールを結合させたもので、片側が親水性で反対側が疎水性のミセル構造を形成。疎水性の薬物でもミセル内に取り込むことにより、体内で運搬できる。

具体的には分子内に水になじむ親水性部分と油になじむ疎水性部分を併せ持つ両親媒性の生分解性ポリマーを用いて、構造体(ミセル)の中で内部が親水性、外側が疎水性という集合状態を持つナノサイズ...

医薬品を細胞内に届けるナノカプセルのミセル化ナノ粒子を開発、製造している。... そのために、製薬会社が目を引くような研究開発を続けていきたい」(千葉・三崎柚香) 【概要】&#...

その他の主な受賞者は次の通り(敬称略、発明賞と21世紀発明奨励賞は所属企業名のみ) 【内閣総理大臣発明賞】省メモリ高音質音声合成技術(籠嶋岳彦・東芝研究開発センターマル...