ウイルスと細胞の結合部を狙い、ウイルスの病原性を抑える中和抗体を効率的に作成する。

中外製薬は29日、2種類のウイルス中和抗体「カシリビマブ」「イムデビマブ」を組み合わせた抗体カクテル療法について、新型コロナウイルス治療薬として厚生労働省に製造販売承認申請を行ったと発表した。... ...

現在、国内接種に使うファイザー製などのワクチンについて、中和抗体の効果が続く期間は詳細に確認されていない。

国立国際医療研究センター(NCGM)研究所は15日、国内で使われている新型コロナウイルスワクチンについて、2回目接種から30日が経過すると発症を防ぐ抗体の中和活性が平均42%減...

感染増強抗体は、ウイルスとヒトの細胞の結合を防ぐ中和抗体の効果を弱める作用も持つ。重症者は感染増強抗体が多く、非感染者でも同抗体を持っている場合がある。抗体解析による重症化予測や同抗体の産生を抑えるワ...

変異株に対する中和抗体の保有割合は従来株に比べ低い傾向にあることも分かった。 ... その結果、従来株に対する中和抗体の量は、検出可能な量の中和抗体があるものの、緩やかに減少する傾向...

中和抗体はウイルスと結合することで体細胞への侵入を防ぐ。... その細胞から抗体を作る遺伝子を抽出・増幅し、10日間で中和抗体(IgG抗体)を作ることに成功した。 ....

横浜市立大学学術院医学群の山中竹春教授らの研究グループは12日、新型コロナウイルスワクチンを2回接種した人の約9割が国内で流行する変異株など計8株に対して再感染を防ぐ「中和抗体」を...

中外製薬は新型コロナウイルスの治療薬として臨床試験(治験)中の抗体カクテル療法の抗体医薬品について日本政府が調達することで合意した。... 「カシリビマブ」と「イムデビマブ」の二つのウ...

バイオベンチャーのハカレル(大阪府茨木市、園田光社長)は、エクソソームを活用した新型コロナウイルス表面の突起物であるスパイクたんぱく質に対する中和抗体を開発した。... 今後は抗体自体...

開発中のワクチンは、受容体への結合部を狙ってウイルスの病原性を抑える中和抗体を効率良く作成し変異株にも効果を生むと見ている。

現在最も進んでいるのが、ウイルス粒子に結合して感染力を失活させる「中和抗体製剤」で、17種以上が開発され臨床試験が進められている。 中和抗体製剤の有効性は実証されつつあるが、変異株の...

田辺三菱製薬は慶応義塾大学医学部と、新型コロナウイルス感染症の治療に応用可能な中和抗体に対する共同研究契約を締結した。慶大医学部リウマチ・膠原病内科学教室の竹内勤教授らの共同研究では、新型コロナから回...

新型コロナウイルス感染症の治療に有効な中和抗体医薬品の開発支援や、起業・創業の活性化などの産業育成支援、行政サービスにおけるデジタル変革(DX)推進などに取り組む。 ...

これまでの共同研究で、三つの物質「USAG―1」「WNT」「BMP」の相互作用の仮説をたて、USAG―1の特定の働きを抑える中和抗体を作成した。

根治を目指した抗体との併用療法の開発につながると期待される。 ... HIVの中和抗体を用いた抗体療法では、PEG化されたCD4ミミックが中和抗体の効果を飛躍的に増強させた。 ...

部分的に中和抗体の効果がなくなっても、他の中和抗体が機能すればワクチンの効果は期待できる。

神戸大学大学院医学研究科の森康子教授らは17日、兵庫県内の医療施設から提供を受けた血清を解析した結果、新型コロナウイルスの再感染を防ぐ「中和抗体」の保有率が0・15%であったことが判明したと発...

神戸大が選別した高い中和活性を持つ検体を使い、イーベックがヒト抗体を作製する。有効な抗体を欧米の大手製薬会社などへ橋渡しし、抗体医薬品の市場投入を後押しする。 ... 森教授は感染症...

新型コロナウイルス感染者のほとんどが再感染を防ぐ抗体を半年後にも持っている―。... 約620人の応募者のうち、10月26日の時点で血液検体の測定を完了した計376人について、新型コロナの働きを抑え再...