同事業は14年度売上高4414億円と液晶より事業規模は小さいが、カメラモジュールが堅調で6億円の営業黒字を確保した。赤字の液晶駆動用ICを切り離すことで電子デバイス事業の採算性を向上して、経営再建を前...

JDIはLTPSの高精細液晶に強みを持つ。... 「アイフォーンでの有機ELパネル採用が決まり、シャープの中小型液晶事業の価値は下がった」と装置メーカー幹部は指摘する。... シャープの中小型液晶事業...

日本の中小型液晶パネルメーカー2社を巡る優勝劣敗が鮮明になってきた。ジャパンディスプレイ(JDI)は2015年4―9月期連結決算で営業黒字化した一方、シャープの液晶事業は営業赤字に転落...

シャープは経営再建策の一つとして、液晶パネル事業の売却も含めた交渉を進めていることを明らかにした。... だが、高橋社長は液晶技術の海外流出に対し「すでに中国メーカーと一緒に液晶事業を行っている。.....

シャープの液晶事業不振が顕著になってきた。... かつて同社の看板事業だった液晶事業は、今では再建の足かせになっている。... 同社液晶事業の業績が急回復することはなさそうだ。

主力の液晶事業で中国のスマートフォンメーカー向け販売が減少し、価格競争が激化したほか、テレビ事業が振るわなかった。15―17年度経営計画は初年度からつまずき、液晶など不振事業の一段の構造改革は不可避の...

シャープは5月に再建策を発表したが、主力の液晶事業でその後も苦戦が続き、2015年4―9月期連結決算は本業のもうけを示す営業損益の赤字転落が予想されるなど、再建見通しが不透明になっている。... シャ...

不振の液晶事業が足を引っ張り、営業損益黒字化を狙う15年4―9月期は赤字になる見通し。 ... 同社には家電事業、太陽電池事業、複合機事業、電子部品事業、液晶事業をそれぞれ核とする5カンパニー...

経営不振のシャープは15年4―9月期に約100億円の営業黒字を目指したが、主力の液晶事業が失墜し、数百億円規模の営業赤字に陥る可能性が高い。

日立建機と日産自動車のフォークリフト事業を統合したユニキャリアは誕生後、一度も人員削減を行わずに現在に至る。... 09年に東芝と組んで、仏原子力大手アレバの送変電・配電機器事業を買収しようと入札に参...

(大阪・錦織承平、後藤信之)中小型液晶を生産するシャープの亀山第2工場(三重県亀山市)シャープの高橋社長(左)は4―6月期の決算会見で、液晶事業売却の可...

シャープは売上高の3分の1を占める液晶事業を分社する検討に入った。... 液晶が核の現体制で(2015―17年度)中期計画の達成はしんどい」とした。... 高橋社長は2カ月前に「液晶が...

「液晶のシャープ」を築いた町田氏が社外に去り、シャープは経営再建を加速する。 ... 液晶事業と太陽電池事業を強化し、液晶テレビ「アクオス」をヒットさせた。

IGZOは東京工業大学の細野秀雄教授が開発し、液晶ディスプレーの薄膜トランジスタなどに用いられている。... 同社はIGZO液晶を最初に商品化したが、液晶事業自体が低迷、前期は大幅赤字となった。

ジャパンディスプレイ(JDI)は15日、反射型カラー液晶ディスプレーに関する説明会を開き、次期社長の有賀修二取締役は、「企業向けを中心に展開し、(スマートフォン向けを中心とする...

パナソニックで車載や電子部品を手がける社内分社AIS社の伊藤好生社長は8日、自社生産する独自の液晶パネルを車載事業で積極活用する方針を示した。「暗闇で見えにくくなる車の後方視界を確保する電子ミラーに、...

これを踏まえ、各社は成長投資を本格化し、社会・産業インフラ設備事業や部品事業などBツーB(企業間)市場を中心に攻略する。 ... 再建中のシャープも液晶事業に注力して...

【事業育てる余裕なく】 シャープは過去に液晶事業へ集中投資し、業界トップの技術レベルにある。すでに他事業を育てる余裕がないうえ、2年前の経営危機以降も液晶をコア事業と位置づけてきた。...

《液晶事業部の技術畑出身。... 10年前と比べ、事業環境は大きく変化した。... それは避けなければと覚悟を決めた」 《機能材料に依存する事業構造を見直し、化学や肥料といった事業を...

導入を計画する社内分社のカンパニー制で、液晶事業も分社化される。... 液晶事業をコアとしつつ、ロボットや健康などの五つの新規事業領域を育成するとした前中期経営計画。今回の赤字再転落は新規事業の芽が出...