東北鋼、技術革新のハブ担う 事業構造改革に力を入れる東北特殊鋼。今後、既存市場での特殊鋼需要の減少を予測し、2021年度から3カ年でスタートした中期経営計画では、中核技術結集による事...

車電動化など“種”探す 大同特殊鋼は次の成長を見据えた基盤固めに取り組む。2023年度までの中期経営計画を策定。新事業の種まき、脱炭素対応などを推し進め...

リピート品率80%へ 特殊鋼事業は拠点を絞り、バネなど部品事業は顧客の近くでをモットーとする三菱製鋼。「売り上げ規模でなく、顧客の指名(...

工具鋼、カミソリ替刃材など各種特殊鋼を手がける日立金属。電子材料や次世代自動車向けなどを成長ドライバーに位置付ける。2022年度には新たなガバナンス(企業統治)体制の下で再出...

車・産機支える特殊鋼 世界で存在感 特殊鋼は自動車や産業機械など日本製品の実力を語るのに欠かせない素材だ。走る、曲がる、止まるという車の基本性能は、特殊鋼棒鋼・線材...

10年計画で反転攻勢 日本金属はステンレス鋼の圧延大手で、精密、極薄物を得意とする。売上高の50%超がモール材など自動車関連とあって、電動化への対応が注目...

日本冶金工業は2025年に創業100周年を迎えるステンレス専業メーカー。製品競争力を高めるべく汎用鋼に加え、耐食性や耐熱性などに優れる高機能材分野を拡充している。久保田尚志社長に需...

旧新日鉄住金ステンレスが旧日新製鋼のステンレス部門を統合し、2019年に誕生した日鉄ステンレス。国内を代表する専業一貫メーカーで、先進技術開発や収益力の強化に取り組んでいる。就任から半年たつ...

鋼材の中でもステンレス鋼は薄板を中心に需給が引き締まっている。ニッケルなどの主原料の上昇を主因に市況価格は13年ぶりの高水準。需要はコロナ禍前の2019年のレベルに回復しており、メーカー各社ではフル生...

電炉更新で競争力強化 中部鋼鈑は事業基盤の強化と循環型社会への取り組みを加速する。中山製鋼所との業務提携を推進するほか、約60年ぶりの電炉の更新も計画し、競争力の強化につな...

国内、省人・省力化とDX推進 脱炭素への急速な動きや、スクラップ価格の高騰など電炉業界を取り巻く環境は大きく変化している。その中でいち早くグローバル展開を進めた大和工業は海外を中心に...

製販連携、顧客重視の開発に磨き 合同製鉄は建設需要を支える鉄筋用棒鋼や形鋼、線材に加え、建機向け構造用棒鋼など幅広い製品を電気炉で製造する。原材料の高騰に利ざやが圧迫される状況下、経...

グループ社と連携、付加価値品供給 創業100年を超える中山製鋼所。現在は電炉で鋼板類や購入鋼片で棒鋼・線材製品を製造する。中部鋼鈑との包括的業務提携など増産に向けた鉄源確保の道筋を探...

医療用廃棄物、鉄源に再資源化 鉄筋コンクリート用棒鋼材のトップメーカーである共英製鋼。国内製造拠点における二酸化炭素(CO2)排出量削減目標値を公表するなど、持続可能...

原料、効率使用に操業技術向上 新潟県に生産拠点を持つ北越メタルは棒鋼、線材、形鋼のほか、建築・土木用部材を手がける。長期計画では2020年度に2・7%だった売上高経常利益率を...

再生可能エネルギーの導入拡大の切り札と期待される洋上風力発電をめぐり、海運・造船業界に商機が広がっている。商船三井は計50億円程度を投じて2025年までに発注残を含めて作業支援船(CTV...

JFE条鋼、脱炭素へエネ効率改善 北海道から岡山県まで5製造所を持つJFE条鋼。現在は形鋼を2拠点、鉄筋用棒鋼を3拠点で生産する。就任5カ月の渡辺敦社長に足元と今後の見通しを聞いた。...

小回り運営で差別化 鋼材需要はコロナ影響による落ち込みから持ち直し、品目によっては需給がタイトになっている。需要が旺盛な中国に起因して原料価格は高騰し、上昇分を製品価格へ早期に転嫁で...

災害対策や子育て支援など12の針路を示した。

「サイバー・フィジカル企業の代表格として成長したい」と針路を示す。