この膜を燃料電池の電解質膜として性能を試したところ、スルホン酸基の濃度が均一な電解質膜を使った燃料電池と比べ、出力が数割高くなった。 燃料電池の電解質膜は、電池反応で生じる水の制御が...

また、「ポリマーモノリスの構造制御による高信頼性リチウムイオン電解質膜の開発」で京都大学などと12年度の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の新エネルギーベンチャー技術革新事...

【名古屋】豊橋技術科学大学電気・電子情報工学系の松田厚範教授らは、リン酸の添加量を抑えた高性能の燃料電池用電解質膜を開発した。... 電解質膜に用いた無機複合物は、タングステンとケイ素を含んだ無機化合...

分子科学研究所の唯美津木准教授らの研究チームは、燃料電池の性能を左右する「膜・電極接合体(MEA)」内部の白金触媒の分布や化学状態を可視化することに成功した。... MEAは陰極の触媒...

フジクラと米ボーイングは、共同開発を進めている航空機用燃料電池の心臓部「膜・電極接合体(MEA)」の発電密度を1平方センチメートル当たり134ミリワットに高めることに成功した。... ...

固体高分子型燃料電池の電解質膜に使えば、性能向上が見込める。... スルホン化ポリイミドというポリマーを、電解紡糸法という技術でナノファイバーにする。... 他のポリマーとファイバーを組み合わせて膜を...

これまでに透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて電極触媒、電解質膜、それらの界面の観察を行い、触媒微粒子の成長の様子や白金―ルテニウム微粒子の組成の変化などを明らかにしてきた。また、電解質...

燃料電池の電解質膜はもう少しの段階で、ほかの成長市場向けの材料も味見している」 ―12年度から新中期経営計画が始まります。

日立製作所は持ち運び可能な次世代の小型燃料電池向けの高品質な高分子電解質膜を開発した。... 今回、日立はメタノールの電解質膜に対する透過率が吸水率と相関関係にあることに着目し、エンジニアリングプラス...

テーマは燃料電池の高分子電解質膜、イオン照射によるビット・パターンド・メディア、多様環境対応型の静電気計測、ナノ秒パルス放電プラズマのオゾン発生機、微生物用マイクロデバイスの省エネ水処理施設、有機薄膜...

今回、水を原料とする製造法の中でも、既存の手法に比べて2倍の約80%の高効率で水素を製造する「高温水蒸気電解法」を使う。 開発した水素製造のための基本素子(電解セル&...

その電源を使い、小型逆浸透(RO)純水製造装置や限外ろ過(UF)膜浄水装置を運転。... 同社はDMFC向け高分子電解質膜など燃料電池関連部材を展開しており、今回の取り...

東洋紡は燃料電池用に高分子電解質膜を開発した。... PEFC用は炭化水素系の電解質膜で、一般のフッ素系電解質膜と比べてバリアー性が2倍程度高いという。... 同社は燃料電池用部材として高分子電解質膜...

量産プロセスにも適し、電解質に必要な化学的安定性などの条件を高レベルで満たす。... 1450度Cで焼結することで、インジウムが蒸発してイットリウムに置換され、高密度のBZY電解質膜が基板上にできる。...

【神戸】神鋼環境ソリューションは26日、固体高分子電解質膜を使用したオンサイト型水素・酸素発生装置(写真)を日本原子力発電東海第二発電所(茨城県東海村)に納入したと発表...

今後は電解質膜や電極の改良、エタノール濃度の最適化を進め、家庭での電力使用ピーク時に必要とされる出力3キロワットまで高めて販売する。... 都市ガス利用の燃料電池と異なり、純水素への改質は不要。

セパレーターとMEA(電解質膜、拡散層、触媒層)を組み合わせたセル三つからなる燃料電池を試作し、大阪府立産業技術総合研究所(大阪府和泉市)で実験した。

トクヤマは2011年春までに燃料電池向け炭化水素系電解質膜の量産体制を整える。... アニオン型電解質膜の用途はアルカリ膜型燃料電池(AMFC)など。... 実用化されている電解質膜は...

開発中の燃料電池向け電解質膜は11年度までに市場投入したい」(山谷逸平)

膜・電極接合体(MEA)と呼ばれる燃料電池の中核ユニットについて、従来なかった電解質膜の開発や高温・低加湿でのイオン伝導性向上を目指す。