真空中でも液状を保つ新開発の「液体マトリクス(イオン液体)」を使って分子をイオン化する感度を高め、リン酸ペプチドでは感度が最大1000倍になるなど、創薬開発や診断改善に役立つ成果を紹介...

【京都】堀場製作所は京都大学大学院工学研究科の垣内隆教授と共同で、試料と電極内部液の高濃度塩化カリウムを混合せずに水素イオン濃度(pH)を測定できる業界初のpHガラス電極を開発した。....

イオン液体は室温でも液体として存在する塩で、イオン伝導性が大きくさまざまな物質を溶かせるなど通常の液体と異なる特性を持つ。... 網の目が細かく、1分子分の厚さのイオン液体を保持できる。... その集...

トランジスタの構造は積層構造である「電界効果型」ではなく、イオン液体という電解質を用いた「電気二重層構造」を採用し、室温状態で低電圧動作を実現した。

健康工学研究部門は、イオン導電性のある高分子をベースとしたアクチュエーターを世界に先駆けて開発し、現在、常温で溶融状態であるイオン液体ゲルとカーボンナノチューブ電極層のサンドイッチ構造をもつカーボンナ...

揮発しにくく耐熱性の高いイオン液体を溶媒に使っており、反応温度が150度C程度と低い。イオン液体は再利用できる。... イオン液体は常温で液状の塩溶液で、リン系カチオンとアミド系アニオンで構成される。

研究グループが開発した対極は、多層CNTをイオン液体ではさんだものを導電性高分子でさらにはさんだ構造。 CNTにイミダゾール系のイオン液体と導電性高分子であるポリスチレンスルホニウム...

日清紡は世界に先駆けてキャパシター用イオン液体を開発、電解液に採用して高性能化した。リチウムイオン二次電池用セパレーターでトップシェアの旭化成は、販売面でキャパシターと電池材料の相乗効果も視野に入れる...

【水素製造分野】▽加藤英樹東北大学多元物質科学研究所講師(金属置換により還元力制御した水分解のための光触媒開発)▽金子克美信州大学エキゾチックナノカーボンの創成と応用プロジェクト拠点特...

【京都】堀場製作所は雨水など不純物をほとんど含まない低電気電導率サンプルの水素イオン濃度(pH)を素早く安定的に測定できるpH電極の技術を確立した。... 試作したpH電極(写...

▽島根大=低カリウムメロン・イチゴの生産と電気分解による自家中毒回遊技術▽岡山大=次世代アクチュエーター▽広島大=L8020菌と8020ヨーグルトの開発▽山口大=高効率...

〈一般型〉▽積水化学工業と鶴岡工業高等専門学校など=イオン液体と高分子の複合化による高安全固体電解質の研究開発▽ケイテック(宮城県加美町)と東北大学など=皮膚評価のため...

イオン分子のみで構成される「液体イオン」を溶媒として使い可能になった。... このイオン液体を溶媒にして小麦の外皮(ブラン)を入れかき混ぜた後、上澄み液を取り出した。... 反応に使用...

東京農工大学の大野弘幸教授と深谷幸信助教らは粘り気のある液体を使い、液体中の分子を分離できる「イオン液体クロマトグラフィー(HPILC)」を開発した。イオンのみで構成される「イオン液体...

金村聖志首都大学東京教授はリチウムイオン二次電池に利用する負極材料として有望な「リチウム金属」を利用可能にする新規セパレーターを開発した。... ▽静岡大学「次世代5ボルト級リチウムイオン電池用電解液...

常温で液体の塩(イオン液体)を電解質に用いた電界効果トランジスタを試作し、材料中の伝導キャリアの濃度を上昇させることができた。... 今回、電解質としてイオン液体を用いた素子を試作。イ...

【水素製造分野】▽高村仁東北大学大学院工学研究科准教授「高速酸素透過膜を利用したマルチフューエル水素製造システムの開発」▽福原長寿静岡大学工学部物質工学科教授「改質反応場加熱の新しい理論概念に基づく新...

原料の導電性高分子を電極に塗布してフィルムにし、フッ素のイオン液体に浸けて電解するだけで、n型半導体や蛍光の特性を引き出せるフッ素化が、転換率95%以上で進んだ。... 今回は溶媒、反応剤を兼...

直径数ナノメートル(ナノは10億分の1)の単層CNTをイオン液体でほぐし、フッ素系共重合ポリマーに分散する。

現在、日本で扱っている製品は色素増感型太陽電池に使うイオン液体や、半導体のドーピングでも使われているオキシ塩化リンなどが中心。特に次世代太陽電池の一翼を担うと見られる色素増感型向けイオン液体の需要は今...