東京医科歯科大学の金兼弘和教授らは、男性特有の原発性免疫不全症「X連鎖リンパ増殖症候群1型」(XLP1)の一部の患者で症状軽減が起きるのが、免疫細胞「T細胞」に生じた遺伝子異常の正常化...

PD―1は活性化した免疫細胞に発現して免疫機能を抑える働きをする。 本庶氏は、がんを免疫で抑え込む治療法が十分な効果を上げられないのは免疫の働きにブレーキをかけているためと考えた。そ...

免疫の暴走を抑える特別なT細胞「制御性T細胞」を発見した大阪大学免疫学フロンティア研究センターの坂口志文教授も候補に挙がる。正常な免疫機能の維持に必要とされ、アレルギーや自己免疫疾患を引き起こすリンパ...

L―137はでんぷんを分解する乳酸菌で、免疫機能を高めるのが特徴。... ヒトを対象にした臨床試験により、免疫機能の向上や風邪の予防、歯周病の改善などへの効果が確認できた。

CAR―T細胞医療は、患者自身の免疫システムを利用した免疫細胞医療。CTL019は患者の血液から免疫機能をつかさどるリンパ球の一種であるT細胞を採取し、がん細胞を認識するための遺伝子を導入して患者へ戻...

両氏は、Bリンパ球系列とTリンパ球系列という二つの異なる免疫系統を発見し、機能を明らかにした。... クーパー氏 免疫に注目したきっかけは、遺伝的に免疫機能に欠損を持つ人を多く見てきたからだ。...

けがや病気で損傷した臓器や免疫機能を回復させることができ、がん免疫療法や体性幹細胞・ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)などを使った治療法の開発が進んでいる。

子牛は生後間もない頃は免疫機能が十分ではない場合があり、厳寒期に体調不良・体温低下を起こし、死に至ることもある。

宴会シーズンやインフルエンザで、冬は健康機能性を持つ乳酸菌へ関心が高まる季節。... 体脂肪を減らす働きがある機能性表示食品で、17年4月の発売以来、半年で150万箱を売り上げ好調に推移している。&#...

研究グループは、免疫を活性化する機能を持つ50ナノ―100ナノメートル(ナノは10億分の1)の長さのmRNAワクチンを作製した。... さらにがんや感染症に対する免疫機能が高まることも...

この酵素が脳や脊髄にある免疫機能を担う細胞の一種「ミクログリア」の移動や炎症反応を引き起こすことを明らかにした。

肥満や痩身(そうしん)の体質の原因となる遺伝子の調節領域が脳や脂肪組織、免疫細胞に集中していることが、日本人約17万人の全遺伝情報(ゲノム)解析で明らかとなった。......

元医師として興味がある実験について、「創薬につながるたんぱく質の結晶化実験やマウスの飼育実験、乳酸菌を飲んで体の免疫機能がどうなるかといった自分の体を使った実験にも興味を持っている」とした。 ...

重症筋無力症とは、神経と筋肉のつなぎ目で免疫の異常が起き、手足や心臓の筋肉に炎症が起きる疾患。... 鈴木専任講師は「オプジーボは自己免疫機能を高めてがん細胞を攻撃する。薬の効果で筋肉の免疫機能が過剰...

善玉菌は食物の消化や腸の免疫機能を助け、健康の維持に重要な役割を果たしている。... 東大の平山和宏准教授によると、人の高齢者でクロストリジウム属細菌が増えるのは腸管の運動の衰えや消化機能の低下が関与...

研究チームが免疫機能のない慢性腎臓病のモデルマウス10匹に対し、ヒト由来のミューズ細胞2万個を投与したところ、7週目までに腎臓に生着、分化したことを確認した。 さらに免疫機能が正常な...

理化学研究所の藤井眞一郎チームリーダーと東京大学医科学研究所付属病院の東條有伸教授らは5日、自己の免疫機能を活性化させる新しいタイプの抗がん剤「エーベック」(aAVC)の治験を始めると...

富士フイルムは創薬ベンチャーのキャンバス(静岡県沼津市)と、ペプチドを用いたがん免疫治療薬に関する共同研究契約を結んだ。アミノ酸が2―50個程度つながった、たんぱく質の断片であるペプチ...

ヒトの免疫細胞ごとに遺伝子発現量などを網羅的に解析した。リウマチなどの自己免疫疾患の病態解明や、創薬標的の探索など、個別医療の確立につながる。 ... 免疫機能はDNA配列の個人差&...

患者の免疫機能に働きかける新しいがん治療薬「ニボルマブ」や「ペムプロリズマブ」を使ったがん治療は、患者への治療効果が注目される一方、従来の対策では不十分だという課題がある。 そこで新...