記事検索結果

東京医科歯科大、小脳の神経細胞変性の分子メカニズム解明（2010/6/9）

たんぱく質の折り畳みや品質管理などを行う「小胞体」という組織にマクセルが存在することがわかった。

京大など、植物の細胞内で原形質流動が起こる仕組み解明（2010/3/23）

今回、小胞体を緑色蛍光たんぱく質で光らせたシロイヌナズナの葉の付け根の細胞を、生きたままの状態で詳しく解析。... その結果、植物の細胞の中に張り巡らされた小胞体に結合しているミオシンが、アクチンの上...

奈良先端大、イネの免疫反応解明−耐病性育種に応用（2010/3/18）

奈良先端科学技術大学院大学の陳楽天研究員、島本功教授らの研究グループは、病原菌の感染に対抗するために植物が免疫受容体を形成する仕組みを突き止めた。... またイネ細胞を用いて観察したところ、免疫受容体...

長浜バイオ大学の山本章嗣教授、大阪大学の西野美都子特任助教、吉森保教授らはオートファジー(自食作用)を行う膜が小胞体と呼ばれる細胞内の膜から生えてできることを電子線トモグラフィーによる...

東大など、メタボの原因に関与するたんぱく質を発見（2009/11/7）

ヒトの肝臓細胞への遺伝子操作を行い、細胞内の小胞体にあるたんぱく質がかかわることを突き止めた。... 小胞体はたんぱく質の加工や不良なたんぱく質の品質管理などを行う。... 小胞体にある「TRC8」と...

GPIアンカー型たんぱく質は、小胞体からゴルジ体を経て細胞膜へ運ばれる。... またPGAP5がこのたんぱく質の糖鎖部分の構造を変える酵素の遺伝子であることや、このたんぱく質の小胞体からゴルジ体への効...

理研など、たんぱく質「IRE1α」の胎児への影響を解明（2009/9/15）

小胞体はたんぱく質の加工や不良なたんぱく質の品質管理などを行う。異常なたんぱく質が小胞体に蓄積すると負担が増え、ストレスがたまる。... 胎盤でIRE1αが活発に働くことで小胞体ストレスを減らすことが...

司令塔役のたんぱく質SREBPは細胞の小胞体の膜上に前駆体として存在。SCAPという運び屋のたんぱく質とともにゴルジ体へ移動した後、切り離されることで脂肪合成に必要な遺伝子が働き始める。今回...

レセプターに対するリガンドの結合は、細胞内セカンド・メッセンジャーとしてのIP3産生を引き起こし、産生されたIP3は、細胞小器官の一つである小胞体内に貯蔵されたカルシウムイオンの細胞内遊離を促す。.....

小胞体という細胞の小器官の中で正しく折り畳まれなかった「異常たんぱく質」が大量に発生したとき、これらを修復、分解する分子を効率よく合成する仕組みを奈良先端科学技術大学院大学の河野憲二教授、柳谷耕太大学...

京大、山中・森教授がガードナー国際賞を受賞（2009/4/1）

森教授はたんぱく質の高次構造を管理する小胞体のストレス応答の基本的な枠組みを解明した。

東京理科大、CO2排出量を低減させたオレフィン系樹脂を開発（2009/3/3）

オレフィン系樹脂に、ナノカプセルと呼ばれる100ナノメートル(ナノは10億分の1)程度の球状の小胞体を入れる。

大阪科学賞、阪大の中谷・京大の森両教授に（2008/9/22）

森教授は、酵母の小胞体で高次構造が異常なたんぱく質の存在を感知するセンサー分子を発見した。

小胞体内で働く還元酵素を見つけたのは初めて。... さらに、ERdj5は小胞体の分子シャペロン(たんぱく質の構造形成や運搬などを助ける働きを持つたんぱく質)「Bip」とも結合していた。...

福島県立医科大学の和田郁夫教授らは、たんぱく質の凝集の原因となる分子同士の無用な衝突を回避する「減速装置」が細胞内の小器官である小胞体に備わっていることを突き止めた。... 細胞外の環境で機能するたん...