フランスとベルギーを本拠地とする大手金融機関、デクシアをめぐって両国政府が一部国有化を含む破綻処理の方策を決めたことに関し、日本の関係閣僚から11日の閣議後会見で、歓迎の意向を示す発言が相次いだ。一方...

欧州の政府債務問題に端を発する金融市場の動揺に、終息の気配が依然見えない。... (編集委員・宇田川智大) ◇ 今回のG20では、欧米の政府債務問題や金融システム不安の...

欧米の政府債務問題が新たな世界経済・金融危機の火種として意識され始めてから初の主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が22日に米ワシントンで開かれる。... ここにきてギ...

バブルの崩壊、巨額の政府債務、銀行破綻への懸念など欧米諸国が置かれた状況は、日本の「失われた10年」に酷似しているという。... 米国は世界金融危機以前、不動産バブルを背景とした過剰消費に押し上げられ...

政府・日銀による4兆5000億円規模の円売り・ドル買い介入で、ドル建ての資産が大幅に増えた。 ... ほかに金利の低下に伴って米国債などの保有証券の時価評価額が増えたことや、欧米の政府債務問題...

しかし、当分は日本にとって厳しい経済情勢が続くと予想され、政府には今後、12年度予算を含めた間断のない対応が求められる。... 米国では政府債務問題に加え、リーマン・ショックではじけた消費バブルの清算...

世界経済の先行き不透明感や米欧の政府債務問題を背景とするリスク回避の動きが続いたもようだ。

財務省は31日、8月の業務期間(7月28日―8月29日)に政府・日銀が行った為替市場介入の額が4兆5129億円に上ったと発表した。... ただ、単日で過去最大規模の円売り介入に踏み切っ...

また、円売り介入を行う際には市場で売りに出す円貨を調達するため、国債の一種である政府短期証券を発行する必要があり、大規模な介入を続ければその分、政府債務が増大する。... 政府は外資資産の大半を米国債...

多額の財政赤字と2009年の世界的な景気後退以降の政府債務増大を格下げの理由に挙げ、震災と原子力発電所事故が景気回復を遅らせたとも指摘した。(金融に関連記事) 同社の...

一方、外国為替市場では米国の低金利政策維持を受けてドル売り・円買い圧力が強まっており、政府は今後編成する2011年度第3次補正予算に、中小企業支援などの円高対策を盛り込む方向で検討している。... だ...

今後、先進各国が政府債務の削減に取り組む中で、この傾向はさらに強まるだろう。 ... 成長著しい新興国の需要開拓を進める一方、エネルギー・環境分野や医療・介護分野などで需要を創出し、新しい産業...

「欧米の政府債務問題の長期化観測に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で超低金利政策継続が示されたことが支援材料となった」(住友商事総合研究所の鈴木直美市場分析チーム...

だが、そのつけが債務上限引き上げ問題となってのしかかり、同政権は今後10年間で最大2兆4000億ドルの財政赤字を削る必要に迫られた。... 一方、米国などの財政問題は国内総生産(GDP)...

「欧米の政府債務問題に加え、最近の経済指標の結果から米国の景気回復の遅れが長引くとの観測が強まり安全資産とされる金市場に投資資金が流入した」(金融・貴金属アナリストの亀井幸一郎氏)との...

債務の上限をめぐるオバマ米大統領と議会側の協議は、政府債務を最大2兆1000億ドルまで積み増しできるようにする一方、財政赤字を総額2兆5000億ドル削減することで決着した。... 政府・日銀も為替市場...

米国の政府債務と財政赤字の拡大が見通し引き下げの理由。... また、ギリシャが債務繰り延べや一部放棄など債務再編要請に動いたと報じられ、同国の財政不安が再燃したことも投資家のリスク回避の動きを強めた。...

英国政府は日本の消費税に当たる『付加価値税』(VAT)を年明けに17・5%から20%に引き上げた。... その後、歴代の首相は消費税論議を棚上げして、本格的な税制改革か...

政府は難しい対応を迫られる。... 市場で売る円を調達するための政府短期証券の発行で、政府債務はさらに増える。... 政府の判断が注目される。

先進国の財政健全化では「政府債務を国内総生産(GDP)比で16年までに安定化、または低下させる」という目標も盛り込み、6年以内に財政健全化の道筋をつけるよう要請。一方で21年度以降、公...