既存の光学用樹脂「ゼオネックス」、汎用透明エンプラ「ゼオノア」の増産に加え、新規材料の展開も見込んでいる。

ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)やポリフェニレンサルファィド(PPS)などを素材とするエンプラは、成形温度が310―420度Cと高いことや硫化ガス、塩素ガスなどが...

一方のPEEKは今後もフッ素樹脂などのようにハイエンド用途で汎用エンプラとすみ分けるのか、それとも大衆車などにも普及していくか、生産能力を大幅拡張するビクトレックスの販売戦略に注目が集まる。 ...

このため、旭化成ケミカルズは車部材用途の拡販をエンプラ事業拡大のけん引役とする。... こうした差別化製品の開発に加え、コンピューター利用解析(CAE)技術を用いた提案型営業で自動車部...

またポリアミドなどエンプラでも耐熱性や耐薬品性を高めたものが相次いで開発されている。

11年末には塩化ビニル事業を売却する一方、中国のエンプラ企業2社を買収するなど、汎用化学品から特殊品へと事業構造のシフトを進めている。

切削用エンプラは射出成形用と比べると多品種少量生産向きで、樹脂の特性を高めやすいといった特徴もある。... クオドラントは日欧米や中国など約20カ国に事業所を持っており、東南アジアや中国、南米など産業...

「プラスチック成形では後発のため何でも手がけた」(同)とエンプラやスーパーエンプラでも特殊なものを得意とする。

ポリプラスチックス(東京都港区、03・6711・8600)は、メキシコのメキシコ市に全額出資の販売子会社「ポリプラスチックスマーケティングメキシコ」を設立した。現地では自動車産業をはじ...

【執行役員機能材料部長兼エンプラ担当部長】津嶋聡(つしま・あきら)氏 【横顔】入社後3年の石油製品販売を経て石油化学に転じ、国内外の樹脂営業、経営企画を歩む。

「ウチのデザイナーでは(常識にとらわれて)書けない」というリングフレームを実現するため、さまざまなエンプラ素材を使って試作と機能検証を繰り返すことが必要だった。

現在のエンプラ市場は日本や欧米が中心だが、将来的には中国や東南アジアなどで需要増が見込まれている。

ポリプラスチックスはポリアセタールなど各種エンプラの製造販売を手がける。

サウジアラビア基礎産業公社(SABIC)は19日、エンジニアリングプラスチック材料が三菱自動車の北米向け小型スポーツ多目的車(SUV)「アウトランダースポーツ ...

現在、アジアで製造する切削用樹脂は、超高分子量ポリエチレンや汎用エンプラのポリアミドで工作機械や食品製造ラインなどに使われる。

従来、半導体製造装置などに使うチューブは、耐熱性に優れた「エンジニアプラスチック(エンプラ)」をベースにしたものが主流で、PPを素材にした製品は少なかった。PPは汎用樹脂のため、エンプ...

また、合成樹脂製造を手がけるTOTOプラテック(福岡県豊前市)とTOTOエンプラ(同苅田町)を統合する。

現地では自動車や電気・電子製品の消費拡大と現地生産が進んでおり、耐熱性などに優れたエンジニアリングプラスチック(エンプラ)の需要を取り込む。

独ランクセスの米ノースカロライナ州にエンジニアリングプラスチックの製造拠点が稼働した。自動車産業の集積地である現地の顧客に対し、ポリアミド樹脂コンパウンドなどを供給する。車体軽量化を目的としたペダルや...

エンプラの製造は猛毒のホスゲンを原料にした方法から、環境負荷の小さいCO2を原料にした方法に置き換える動きが広がっており、今回の成果がその流れを加速する可能性がある。 ... CO2...