筑波大学の数理物質系の守友浩教授らは、有機薄膜太陽電池での電荷生成効率の決定方法を確立した。同電池内部を超高速分光法と、有機半導体から任意の量の電子を引き抜く手法により詳しく分析。... 有機薄膜太陽...

【山形】山形大学有機エレクトロニクス研究センターの時任静士卓越研究教授と福田憲二郎助教らは1日、印刷法を用いてハンカチサイズ(約20センチ×20センチメートル)で厚さ約1マイ...

マイクロミキサーを使って有機半導体材料の溶液と、有機半導体材料が溶けない液体を急速に混合し、ナノメートルサイズの粒子を析出させる。これにより、厚さ数ナノメートルの有機半導体材料の板状ナノ粒子を連続的に...

このため研究チームは、有機半導体であるTCNQに強い抗菌性があることに着目し、金属銀に代わる新物質として銀TCNQを開発した。

物質・材料研究機構と岡山大学は、有機薄膜トランジスタ(TFT)を室温で印刷によって作ることに初めて成功した。プラスチック基板、および紙基板上に形成した有機TFTの移動度(動作性...

京都大学化学研究所の若宮淳志准教授、西村秀隆大学院生、村田靖次郎教授、梶弘典教授らの研究グループは、固体状態で分子が密に配列して、電荷輸送特性が高い有機半導体材料を開発した。... 太陽電池の効率化以...

【サポイン事業採択/高性能有機半導体電子回路の印刷技術の開発】 有機半導体材料のエレクトロニクス応用は、印刷方法など室温近くの低コストで製造できるため、次世代のフレキシブル...

有機太陽電池や有機半導体などの新材料、加工、解析技術を研究している。

三菱化学と大成建設が開発し、5月に実証試験を始める「有機薄膜太陽電池外壁ユニット」だ。 現在の太陽光発電はシリコン半導体基板を原料とする結晶シリコン系太陽電池パネルが主流。... こ...

三菱化学と大成建設はオフィスビルの外壁で太陽光発電ができる有機薄膜太陽電池外壁ユニットを開発した。... 同ユニットには、有機半導体材料を樹脂フィルムに塗布した三菱化学の有機薄膜太陽電池を使用。......

三つ目の事業は有機導電性材料だ。有機太陽電池用増感色素は、産業技術総合研究所の合成法やマイクロリアクター技術で量産化技術を開発。有機半導体は神戸大学の新規合成法で、低コストのプロセス開発につなげた。

山形大学有機エレクトロニクス研究センター(山形県米沢市)の時任静士教授の研究グループと宇部興産は18日、有機溶媒に溶ける新しいN型有機半導体材料を開発したと発表した。... 現在主流の...

炭素や水素を主成分とする有機半導体を集積した有機センサーでできており、印刷技術などで高分子フィルム上に作れるため、大面積化や低コスト化が可能。... センサーはポリイミドフィルムに三つの有機電子回路を...

ナノ炭素リングは有機材料として半導体などが最も安定する電子状態で、電子が存在できないエネルギー差となる「バンドギャップ」がフラーレンに匹敵する狭さだと分かった。 ... 有機ナノエレ...

京都工芸繊維大学の堀田収教授らの研究グループは、英ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所のリチャード・フレンド教授と共同で、有機半導体で多環状のペンタセンを単結晶化し、従来の約4―5倍の効率となるエ...

同TFT回路は従来の塗布型有機半導体に比べ10倍以上の性能で、製造コストを10分の1以下に低減できる。... 開発したTFTは、東大などが考案した、有機半導体を溶液で塗布して一方向に結晶を成長させて膜...

三菱化学が2015年度の量産を目指す有機薄膜太陽電池を使った実証試験が本格化してきた。... (水嶋真人) 有機薄膜太陽電池は有機半導体材料をプラ...

自然科学研究機構分子科学研究所のチャン・ドンリン准教授らの研究チームは、従来比約4倍の1ボルト・1秒当たり4・2平方センチメートルという高いキャリア移動度を持つ有機半導体を開発した。 フェナジ...

東北大学原子分子材料科学高等研究機構の田村宏之助教はドイツ・ゲーテ大学と共同で、有機薄膜太陽電池の電荷損失を防ぐ要因を理論的に解明した。有機半導体の結晶性が高いと光エネルギーで励起した電荷が高速で移動...

有機半導体材料に対して接触させる絶縁体を変化させた際、電荷移動度が受ける影響を詳細に調べることができるため、高性能なトランジスタの開発などにつながると期待される。 研究グループは電極...