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また、産休後の円滑な復帰を望む企業を対象に、社員の出産前後のケアを行う法人向けサービスも本格展開する予定だ。
リーダーに抜てきされたのが、当時、販売促進部門に所属し産休明けだった田中さん。
みずほフィナンシャルグループは産休・育休制度の充実や仕事と育児の両立支援、女性のためのキャリアアッププログラムなどを提供。
「産休・育休明け社員のフォローに苦労している」などの声が上がり、研修の導入など互いの取り組みについて意見交換した。
産休取得後に職場復帰を果たす女性社員もおり、ハラスメントなど人権に関する社内研修にも力を入れる。
その1人である広江明日香さんは7月に産休から職場復帰し、仕事と子育てを両立しながらはつらつと働く。 営業に異動して2カ月後に産休に入り、7月に職場復帰してからまだ半年弱。
【働きやすさ】 子どもを伴い親子2人でNYKグループ・サウス・アジアに赴任した岡田知子は「シンガポールは産休が短いなど、男女の区別があまりない」と話す。
同社は2008年から新卒を採用してきたが「新卒1期生の女性社員が当社で初めて産休に入る」と目を細める。
診断リポートを活用して、若手の病理医育成に役立てたり、産休・育休中の女性病理医の雇用創出、新しい働き方なども期待している。
現在は産休前に上司と面談したり担当部門で研修を行ったりといったソフト面が中心だが、産休・育休中に自宅から社内のイントラネットに接続したり、育休後の在宅勤務を可能にするなどハード面の整備を検討する。
産休制度も充実させ、社員確保を図っている」 ―以前から「QUALITY JAPAN」を掲げています。
産休・育休後のキャリア形成については「社内の意識を改革し働き方を変えることが必要」(下方敬子常務役員)と環境づくりを支援する。