靱性の高い超硬母材を使用し、コーティングにより耐摩耗性や耐熱性を改善。... さらにαアルミナ膜を厚くし、耐熱性を同2倍に高めた。

潤滑油を使用しないプレス加工技術を確立するため、戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)を活用して、2010年度から11年度にかけて取り組んだ「ドライプレス加工用のボロンドープダイ...

環境対策では潤滑油を使用しないダイヤモンド膜をコーティングした高靱性超硬合金工具の開発にめどをつけたのはその一例。

鋳鋼部品を中心に、強度と靱性を上げるための焼き入れ・焼き戻しをする8トン(炉内に入れられる部品の重量)の熱処理炉を1基導入した。

コーティング膜の耐摩耗性や耐熱性を向上。超硬母材の靱性や耐摩耗性も高めた。... 超硬母材に前処理を施すことで皮膜の密着性を大幅に高めた。

京都大学エネルギー理工学研究所の檜木達也准教授らの研究グループはグンゼと共同で、1000度C以上でも使える高靱性のポーラス(多孔質)炭化ケイ素(SiC)セラミックス複合...

だが、航空機の構造材料として使用されるには厳しい基準があり、高い品質と安全性が証明されなければいけない。 ... そこでより高強度の炭素繊維を開発するとともに、マトリックス樹脂である...

開発は試行錯誤の連続だったが、半円形に曲げ加工する段階で鋼材は靱(じん)性を大きく損なうことを織り込むと「板の段階で降伏比を75%以下に下げておかないとダメ」と、神鋼の山口徹雄...

日本工業大学工学部の村田泰彦教授は、金型内にセンサーを組み込んだ独自開発の金型を用いて射出成形プロセスの現象解析と成形性評価、成形不良の解決策の検討などを企業と共同で行っている。 ... 岩手...

ステアリングナックルやブレーキドラムなどの足回り部品を中心に、エンジン関連など高靱性ダクタイル鋳鉄製の部品を生産してきた。... 生産能力は月間約1000トンだが、老朽化して生産性に劣っていた。...

柱状の粒子が絡み合った構造を持つため、材料の粘り強さを示す破壊靱性は窒化アルミニウムの3倍。高い放熱性と優れた機械特性を生かし、パワー素子向けなどに実用化する。

神戸製鋼所は超大型コンテナ船を対象に、脆性破壊の原因となる微小な亀裂が大きくなるのを防ぐ性能(アレスト性)と、溶接施工性とを両立した厚鋼板を開発した。ニッケルやモリブデンなどを使わない...

圧延後の温度を精密に制御することで鋼材の強度や靱性を高める、熱加工制御(TMCP)技術を採用。

各軸の追従性と信頼性を高めた。 ... 通常の平面研削のほか、衝撃・破壊靱性・クリープラプチャー試験片のノッチ加工や、疲労試験片の平行部加工など、各種精密加工に利用できる。 ...

近年では塊(バルク)状のアモルファス金属と製法が発見され、そのねばり強さ(高靱性)や高い耐食性といった特徴を生かそうと、盛んに研究が行われている。

PPS樹脂では耐熱性や耐薬品性、強度などを保ちつつ、伸びや靱性を高めて割れにくい構造を実現した。

この結晶がチタン合金の靱性(じんせい)を低下させる原因になっていた。... 靱性は従来の約1・5倍に向上した。

大型乗用車向けに軽量で低コストなアルミダイカスト性フロントクロスメンバーを実用化した。 ... そのほか耐熱性や高靱性・高延性、高熱伝導度などの特徴を持った各種ダイカスト用合金の動向なども紹介...

耐熱・耐酸化性が高い被膜のαアルミナ層を採用しており、高速切削時も安定的に加工できる。... すくい形状で切粉の処理能力と耐欠損性を向上した。母材にも靱性(じんせい)や耐欠損性が高い専...

ニオブは鋼材に添加すると強度や靱性を高めることができ、高級鋼の生産に不可欠。