正極材と固体電解質の密着性を高め、イオンを伝導しやすくする。それにより固体電解質に、安全な酸化物セラミックスを使用できるのが特徴の一つ。 全固体電池は電解質を液体ではなく固体にするこ...

三菱ガス化学は2020年までに全固体電池用の固体電解質を開発する。... 三菱ガス化学は錯体水素化物を使った全固体電池用固体電解質の独自製法を持ち、量産化しやすい強みがある。電解質には高いイオン伝導性...

国内ではトヨタ自動車が全固体電池を20年代前半に量産すると表明。三井金属も全固体電池向けの固体電解質や正極材、負極材開発を着々と進めている。

「全固体リチウム二次電池の研究開発動向とそれらを支える粒子加工技術」がテーマ。村田製作所が積層型セラミックス全固体電池の開発について、大阪府立大学は固体電解質の開発について紹介。トヨタ自動車も全固体電...

東京工業大学物質理工学院応用化学系の菅野了次教授らは、固体中をイオンがあたかも液体のように動き回る「超イオン導電特性」を持つ、固体電解質材料を発見した。電池の構成部材である正極、電解質、負極をすべて固...

ナノブリッジは、固体電解質中に電圧をかけることにより、金属原子が架橋を作ったり消滅したりすることでスイッチとして働く。... 今回、材料や作製方法の工夫により、固体電解質を10ナノメートル(ナ...

硫化リチウムベース固溶体を用い、硫化物固体電解質と組み合わせた。... 今後、正極層の圧膜や固体電解質層の薄膜、高エネルギー密度の負極材料の開発を進める。全固体リチウム―硫黄二次電池の実現を目指す。&...

入社して24年間、無機材料の触媒、半導体、固体電解質の研究開発に従事した。

片岡主任研究員は「大型単結晶固体電解質の育成に、世界で初めて成功した。... リチウムイオン導電率や電極と固体電解質の界面の接合強度に課題があった。 ... 一方、不燃性の材料「無機...

三井金属は24日、次世代のリチウムイオン二次電池とされる「全固体電池」用の硫化物系固体電解質を開発したと発表した。独自技術により電解液と同等水準のリチウムイオンの伝導性をもち、電気化学的に安定した「ア...

まずは蓄電デバイスの製造技術や固体電解質の開発など3テーマを走らせる。

プラス(正)極と固体電解質、マイナス(負)極の三つの粉末シートを積層構造にし、一括焼結することで低温下でも駆動する電池を実現した。... 「LICGC」は酸化物系の無機...

イオンが固体中を液体のように動き回る「超イオン伝導体」を発見し、電解質に応用することで実現。... ただ、電流の流れやすさを示すイオン伝導率について、リチウムイオン電池に使う有機電解液と同等の性能を持...

日立造船は18日、硫化物系固体電解質による全固体リチウムイオン二次電池(写真)を開発したと発表した。小型電子機器用の電解液型リチウムイオン電池と比べ安全性が高く使用温度域も広いほか、長...

三菱ガス化学は20日、東北大学の原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)および金属材料研究所の折茂慎一教授らの研究グループと、柔軟で電極層と密着しやすい水素化ホウ素リチウム(L...

【金沢】北陸先端科学技術大学院大学マテリアルサイエンス研究科の松見紀佳教授らは、リチウムイオンの輸送性能に優れる有機系固体電解質材料を開発した。... さらにホウ素化合物とリチウム塩を固体のまま粉砕し...

検知方式を従来の固定電解質からNDIRに変え、精度を高めた。... 今後、固体電解質型の従来品から全量を新製品に切り替えていく。

東京ガスと九州大学の研究グループは、固体酸化型燃料電池(SOFC)の発電効率を大幅に向上させる方法を突き止めた。電池の本体部分「セルスタック」を直列に複数並べる際に、セル単体を構成する...

このため固体電解質の研究が進むが、材料特性の多くの部分が不明だった。... 固体電解質は燃えにくいが、Li伝導性が低いのが課題だった。... 電子顕微鏡と理論計算の融合によって、これまで不明だった固体...

固体硫黄やナトリウム多硫化物に関する電子論的な基礎物性に理解を与え、ナトリウム硫黄電池の性能を理論的に予測することにつながる。... 固体型ナトリウム硫黄電池における充放電反応式を明らかにし、理論的に...