物質・材料研究機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の知京豊裕ユニット長(ナノエレクトロニクス材料ユニット)らの研究チームは、有機半導体材料の「バンドダイヤグラム」という特性を、一つの...

色素増感型と有機薄膜型のそれぞれの欠点を補完し合う新タイプの太陽電池として注目されそうだ。 ... 新型太陽電池の構成は、色素増感型で使う酸化チタンの層、チタンとアントラキノンという有機化合物...

金属フタロシアニンが有機溶媒を取り除く過程で自発的に積み重なって、ワイヤ状の固体が析出する現象は初めてという。... 一般に金属フタロシアニンは平板のような形状をした化合物で、有機溶媒に溶けないため、...

塗って作れる太陽電池としては、有機半導体を使った「有機薄膜太陽電池」の実用化が近いとされ、研究開発が盛んになっている。... ナノ粒子を溶かした有機溶媒をスプレーで塗布し、500度Cで焼結し太陽電池を...

有機半導体中の電子の振る舞いを正確に把握する手段として有効だという。... 有機半導体中の電子の振る舞いを調べるには、試料に紫外光を当てて飛び出した電子から、試料中の状態を得るという方法がある。......

有機半導体に電子線を当て、材料を劣化させずに近紫外光を検出することで測定するもの。有機半導体の動作機構の解明や有機半導体材料の開発にいかされるものと期待される。... 従来、問題だった電子線による有機...

香川大学の舟橋正浩教授らの研究グループは、従来の約1000倍の電子移動度を持つ有機半導体を開発した。... 開発した半導体化合物は、n型半導体の性質を示す有機化合物「ペリレンテトラカルボン酸ジイミド」...

従来のn型有機半導体の2―5倍の大きなバンドギャップを持つことも確認した。有機半導体デバイスの高性能化につながる可能性があるという。 ... さらにその膜が、従来のn型有機半導体の2...

溶液から有機半導体膜を形成する際に、有機半導体分子が規則正しく配列した結晶構造を実現する新しい成膜プロセス「塗布結晶化法」を開発した。一度に高移動度の有機半導体をパターニングする方法で、有機物の半導体...

従来の有機トランジスタは温度に弱く、駆動に高電圧が必要で生体には使えなかった。... 有機トランジスタは構造が柔軟で、曲げられる電子デバイスを作れる。... また耐熱性の高いジナフトチエノチオフェン&...

【仙台】倉元製作所は有機薄膜太陽電池の研究開発に乗り出す。... 有機半導体の塗布による薄膜太陽電池の製造技術を確立する。... 球状炭素分子「フラーレン」を活用した有機半導体を20センチメートル四方...

有機半導体を利用した薄膜太陽電池向けの新規材料の製造方法も開発する。 導電性高分子やフラーレン化合物などの有機半導体材料を、ナノサイズの粒子にして水中に分散させる「水性有機半導体コロ...

フレキシブルデバイスの核となる半導体の最有力候補は、常温・常圧での成膜加工に適した有機半導体である。... 有機半導体ではスピンの寿命が長いため、無機半導体と比べてはるかに精密なキャリア計測が可能であ...

12年度中に電子ペーパー用2色粒子と有機太陽電池用材料も事業化する。... また、色素増感型や有機薄膜型太陽電池に使われる有機増感色素や導電性ポリマー、有機半導体ポリマーなども「12年度中に売り上げを...

【名古屋】分子科学研究所の平本昌宏教授と総合研究大学院大学理化学研究科の石山仁大研究科生らの研究グループは、有機薄膜太陽電池のエネルギー構造の制御技術を開発した。 ... 同グループは、有機半...

山形大学は特色の一つとして、有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)や有機半導体など有機エレクトロニクス分野で世界をリードする研究拠点づくりがある。

産業技術総合研究所は13日、有機半導体の単結晶薄膜を作る新しいインクジェット印刷法を開発し、世界最高性能の有機薄膜トランジスタを試作したと発表した。... 今回、有機半導体を溶かした液滴と、これを結晶...

鉛フタロシアニンとフラーレンなどの有機半導体材料による混合膜の作製方法を改良して、膜厚を従来比4倍の400ナノメートル(ナノは10億分の1)とし、一定面積当たりに流れる電気量を示す電流...

研究内容は石原教授が「リチウム―空気2次電池のための空気極としての貴金属を担持したナノ形態制御酸化物」、金原助教が「導電性貴金属ナノ粒子インクを用いた印刷有機半導体デバイスの創製」。

溶液から有機半導体膜を作る際に、半導体の分子が規則正しく並んだ結晶構造を作る新しい成膜プロセスを開発した。半導体の成膜と同時に位置を制御して印刷する安価な製法になる。従来の塗布型有機トランジスタに比べ...