慶応義塾大学医学部微生物学・免疫学教室の本田賢也教授らは、免疫細胞の一種「CD8T細胞」を活性化させる11種類の腸内細菌を特定した。... この物質の働きにより免疫細胞が活性化し、殺菌作用が強化される...

がん免疫療法を研究する。 ... 「すぐにiPS細胞を免疫の研究に応用できないか考えた」。 現在はiPS細胞から作った免疫細胞をがん患者に投与する治験の準備中だ。

東京医科歯科大学医学部付属病院の新井文子准教授らは、免疫細胞がウイルスに感染し、全身に炎症が起きる疾患「CAEBV」の患者を対象に治験を始める。免疫細胞内に存在する酵素の働きを阻害する薬剤を患者に投与...

iPS細胞を使ったがん免疫療法の治験としては国内では初めてとなる。 健康な人のiPS細胞から免疫細胞の一種「ナチュラルキラーT細胞」(NKT細胞)を作製し、患者に投与...

武田薬品工業は、固形がんを治療標的とするキメラ抗原受容体発現T細胞(CAR―T)療法「NIB―102(開発コード)」の第1相臨床試験を年内に始める。... CAR―Tは...

成果は11月、国際免疫学会連合の科学誌「フロンティアズ・イン・イムノロジー」に掲載された。 非臨床試験では、免疫細胞の一部の分子を遺伝子改変したPBCモデルマウスを作製。... 特殊...

「がんの目印を認識し、リンパ球に攻撃の司令を出す免疫細胞である樹状細胞を活用したワクチン。... 「樹状細胞は自己免疫疾患や感染症などの領域に転用可能性がある。将来は病気だけでなく、健康な方の免疫も研...

免疫細胞の司令塔に直接働きかける唯一の乳酸菌。

プラズマ乳酸菌とはヒトの免疫細胞の司令塔であるプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を活性化する唯一の乳酸菌。一般の乳酸菌がpDCの指令で機能する一部の細胞に作用するのに比べ、pDCに直...

東京医科歯科大学の烏山一教授と柴田翔大学院生、宮崎泰成教授らは、“たばこ病”とも言われる慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)で特徴的に起こる肺傷害「肺気腫」の形成に...

本庶特別教授の受賞理由は「免疫細胞制御分子の発見とがん治療への展開」。免疫の働きを抑える分子の結合を阻害し、免疫でがん細胞を攻撃する新しい治療法の開発につながった。

免疫細胞自体の研究も注目だ。大阪大学免疫学フロンティア研究センターの坂口志文教授が発見した、過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」も、がん免疫療法への活用が見込まれる。... 免疫療法の最大の価値は、...

プラズマ乳酸菌はヒトの免疫細胞の司令塔であるプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を活性化させるのが特徴。

京都大学iPS細胞研究所の南川淳隆研究生と金子新准教授らは、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った免疫細胞「キラーT細胞」で、がん細胞に安定して有効な攻撃をする方法を発見した。....

「当社の免疫細胞療法で、小児がんの末期患者さんの脳腫瘍が消滅した。免疫でがんが治せる可能性があることを知った幸せな瞬間だった」とほほえむ。 ... 新規事業として細胞培養受託事業も近...

近畿大学医学部の渡辺智裕准教授らは、膵臓(すいぞう)がん発症に至りやすい二つの慢性的な膵臓疾患に共通する免疫の仕組みを解明した。全身性の炎症疾患の症状として発生する「自己免疫性膵炎」と...

このとき免疫細胞の表面にあるたんぱく質の働きを阻害する脂質を大量に合成して、免疫から逃れるとわかった。... このとき免疫から逃れて増殖するが、その仕組みは不明で治療も困難だった。 ...

対象となる業務など見直しについては、現時点で特定の方向性があるわけではない」 ―京都大学の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授のノーベル生理学医学賞受賞決定でがん免疫療...

東京医科歯科大学の金兼弘和教授らは、男性特有の原発性免疫不全症「X連鎖リンパ増殖症候群1型」(XLP1)の一部の患者で症状軽減が起きるのが、免疫細胞「T細胞」に生じた遺伝子異常の正常化...

抗体は小野薬品工業のがん免疫療法の医薬品「オプジーボ」で使われ、投与中止後20週間以上も免疫細胞と完全に結合した。... PD―1は2018年ノーベル生理学医学賞受賞が決定した本庶佑京都大学特別教授が...