日ペHDは事業規模が小さいインドでのリスク軽減のためウットラムに譲渡したが、日ペHDの収益力が高まり同国経済もコロナ禍から回復したことで再挑戦する。

ただ近年は米国のシャーウイン・ウィリアムズによるバルスパー買収、ウットラムによる日ペHD子会社化など、グローバル化の流れで規模拡大を指向する再編が目立つ。

1月にウットラムからアジア事業を買収した上積みや建築塗料の伸びなどが押し上げた。

低金利に加え21年1月にウットラムへ実施した第三者割当増資などで、M&A(合併・買収)資金を確保しやすい環境が整った。... 日ペHDは21年、まず1月にウットラムから塗料のア...

日本ペイントホールディングス(HD)は、同社の親会社について、シンガポールの塗料大手ウットラムグループのレインボーなどに加え、エピメテウス(英領バミューダ)を...

自動車向けを中心に苦戦する3社をウットラムが引き取り、日ペHDの財務を支援する。 ... ウットラムは3社に設備投資などをして経営再建を図る。... ウットラムは日ペHDの株主価値向...

日ペHDは1月、ウットラムとのアジア合弁事業とウットラムのインドネシア事業を買収し、アジア最大の塗料メーカーに上り詰めた。一方でウットラムは、日ペHD株の保有を58・7%まで引き上げ子会社化し...

2014年にウットラムGのニプシーインターナショナルからの出資を受け入れ、共同出資するアジアの各子会社はウットラムGが49%、日ペHDが51%の形をとって日ペHDの連結子会社とした。&...

ウットラムは塗料事業すべてを売却することになる。 ... 両社は長い提携関係にあるが、ウットラムが徐々に出資比率や支配力を高めてきた経緯がある。... 今後、公募増資などすれば...

ウットラムは日ペHD株式の約39%を保有する筆頭株主で、長年の提携関係にある。その代表で日ペHD取締役でもあるゴー・ハップジン氏(65)が「株主価値の最大化」を掲げ、自身を含む...

うちウットラムが1月に株主提案で推薦した取締役は社外取締役5人を含む6人。... ウットラム側の日ペHDへの影響力が今後どう強まるのか、注目される。 ... ゴー氏について、株主から...

社外取締役の大幅増員を求めた、ウットラム代表で日ペHD取締役のゴー・ハップジン氏が会長に就く。... 今回のウットラムによる株主提案は、業界では「中国や東南アジアなど、ウットラムが主体的に関わる事業地...

6人を推薦した株主提案が通れば、株式39%を持つウットラム側が取締役会で過半数を握り、影響力が増す。... ただ、業界関係者らによると、昨秋に日ペHDが断念した1兆円規模の米塗料大手アクサルタ...

ウットラムは日ペHDに対し、現在7人の内1人の取締役を送り込んでいるが、6人に増やすよう求めている。... 田堂社長は「(現経営陣とウットラム側の取締役候補とで)どういう取締役の構成に...

ウットラムは日ペHDの全株式のうち39%を保有する。ウットラムを率いるゴー・ハップジン氏は日ペHD取締役の1人だが、日ペHDへの株主提案は突如行われたもようだ。 ... 仮に...

ウットラムは日本ペイントHD株の39%を保有。... ウットラムは「株主価値の最大化が目的」と話しているという。定款上、取締役数の上限は10人で、総会で可決されれば、ウットラム側が過半を占める...

【大胆な自己変革/日本ペイントホールディングス・酒井健二社長】 昨年は、ウットラム・グループとの戦略的提携を実現するなどグローバル・ペイント・メジャーへの転換にかじを切った...

同日、日本ペイント本社で会見した酒井健二同社社長は、「ウットラムとは60年の歴史がある。ここで他社と組むのはリスキーだ」とウットラムを引受先とした理由を説明した。

シンガポール塗料大手ウットラム・グループとの提携拡大交渉については、酒井健二社長はウットラムのゴー・ハップジン代表と上海で4月8日に会談したことを明らかにした。

日本ペイントは12日、シンガポール塗料大手ウットラム・グループが、日本ペイントに対して提案していた株式の大規模買い付けを取り下げたと発表した。今後、ウットラムの日ぺに対する持株比率の引き上げと、両社が...