原油や原料であるナフサの価格は上昇したが、エチレンは中国のSPケミカルズが中国初のエタンクラッカーを本格稼働させるなどで供給量が増加。

米シェールガス由来のエタンクラッカーは17年後半から徐々に立ち上がるが、今年はその影響でマーケットが急激に崩れるとは思っていない。... エタンクラッカーは安いエタンでエチレンを生産するだけだが、我々...

「2017、18年に米国でエタンクラッカーが立ち上がる影響について需要の伸びで吸収されるのでほとんどないとの見方に一時期傾いていたが、出張先の米国でいろいろ聞くと、1―2年で数百万トンが一度に出てくる...

「2018年から米シェール由来のエタンクラッカーからエチレンが生産され、ポリエチレンなどがアジア地域へ流れる。... ただ、最近は海外(中国や韓国、インドなど)でのクラッカー新・増設の...

その後にエタンクラッカーが年末から18年にかけて稼働する。... 市原工場に関しては(ナフサクラッカーを共同運営する)出光興産側の設備でプロパンを使えるようにするので、それに協力する。

かつて中東のエタンクラッカー(新増設)で壊滅的な打撃を受けると危惧されたが、現実はそうならなかった。... 「20年先に今のクラッカーやタンクがどこまで使えるかは疑問だ。日本のクラッカ...

海外でも住友化学がサウジアラビアの合弁会社のエタンクラッカーが設備不良で6月から約1カ月間停止していた。

一方、住友化学はサウジアラビアの合弁会社、ペトロ・ラービグのエタンクラッカーが設備トラブルで6月から約1カ月間停止した。

サソールが米ルイジアナ州に建設、18年に稼働するエタンクラッカー向けにASU2基を納める。... サソールは81億ドルを投じ、エタンガスからエチレンを生産するエタンクラッカーと、誘導品の生産設備を建設...

中東の産油国は原油生産に伴う天然ガス(随伴ガス)を用いて自国で大規模なエタンクラッカーとポリエチレンなどのエチレン誘導体の製造を始めた。... 米国におけるエチレンの製造コストは、エタ...

(平岡乾、水嶋真人) ≪年50万トン内製≫ 信越化学の米子会社で塩ビ樹脂の製造販売を手がけるシンテックが、ル...

ペトロ・ラービグ、冷却水の配管漏れで16日から稼働を停止していたエタンクラッカーが23日、稼働を再開した。... エタンクラッカーは天然ガス由来のエタンから石化基礎原料エチレンを生産する設備。

住友化学が出資するサウジアラビアの石油精製・石油化学複合施設「ペトロ・ラービグ」で16日、天然ガス由来のエタンから石化基礎原料エチレンを生産する設備(エタンクラッカー)の稼働が停止した...

停電の影響を調査した結果、石油精製設備に損傷はなかったが、エタンから石化基礎原料エチレンを生産する設備(エタンクラッカー)の一部の炉が損傷した。... エタンクラッカーも稼働率約63&...

当社の強みが2基のエチレン設備にあるため、2基体制を堅持しながら環境変化に柔軟に対応していく」 ―安くて豊富なシェールガス由来のエタンガスからエチレンを作るエタンクラッカーの競争力が...

2009年11月に完成したペトロ・ラービグはエチレン生産の原料として原油採掘時に産出するエタンを使用する。エタンの価格は日本のエチレン製造設備が原料とするナフサの約20分の1と言われる。... エチレ...

新たに1日当たり3000万立方フィートのエタンと年間約300万トンのナフサを主原料にエタンクラッカーを増設し、エチレン年産能力を従来比30万トン増の160万トンに増強。

ナフサより安い天然ガスやシェールガス由来のエタンガスからエチレンを生産するエタンクラッカーに新技術を用いた製造設備を加え、プロピレンを生産できる。エタンクラッカーが増えている中東、北米などの石油化学メ...

米ダウ・ケミカルは8日、米国のメキシコ湾岸にあるエタンクラッカーの生産能力を2―3年以内に現行比20―30%引き上げると発表した。原料となるエタンガスを確保するために液体天然ガス精留塔の建設も...

ここでは石油化学製品や合成樹脂の基礎原料となるエチレンの生産にエタンを使う。... エチレンを作るエタンクラッカーの生産能力は年130万トン。... 「そもそもエタンとナフサは戦う土俵が異なる。