記事検索結果

北大、遺伝情報取り出し制御機構を解明分化誘導系構築に寄与（2021/8/24 科学技術・大学）

クロマチンの折り畳み状態は、遺伝子群が発現するかを決める大きな要因となる。... 研究グループはクロマチン構造変換因子の「FACT複合体」の機能に着目。... その結果、FACT複合体はクロマチン構造...

再生医療発展に期待細胞の初期化、カギは遺伝子密度近畿大など（2018/7/11 科学技術・大学）

細胞核内のデオキシリボ核酸(DNA)とたんぱく質の複合体「クロマチン」形成がない領域で、DNAに新たなたんぱく質が結合しやすく優先的に初期化が起こった。クロマチン密集状態では、たんぱく...

産総研など6機関、バイオ実験のロボット化に成功‐高度技術を相互運用（2016/3/25 ロボット）

免疫クロマチン沈降など高度な手技が必要な実験でも、一度ロボット化すればすべての機関で使える。

東大、脂肪蓄積に関わる遺伝子の働きを抑える仕組み解明（2015/11/20 科学技術・大学）

全遺伝情報(ゲノム)DNAとたんぱく質の複合体である「クロマチン」の新しい構造が脂肪を蓄える遺伝子の働きを抑えていることを突き止めた。 ... ゲノムDNAはヒストン...

タカラバイオ、米社と契約−DNA―たんぱく質相互作用を解析（2014/7/29）

同社はこれまでも自社単独で同分野の解析サービスを行っていたが、アクティブ・モチーフの持つ、特定のたんぱく質が結合するDNA配列などを解析するクロマチン免疫沈降技術を取り入れ、より高精度な解析を実現する...

03年から米ロックフェラー大ジョイ・アンド・ジャック・フィッシュマン記念教授、クロマチン生物学・エピジェネティクス研究室長。

国際科学技術財団は29日、第30回日本国際賞の「エレクトロニクス、情報、通信」分野に、東京工業大学の末松安晴栄誉教授(81)を、「生命科学」分野に米ロックフェラー大学クロマチン生物学・...

東大、神経幹細胞を若返りさせる遺伝子をマウスで確認（2012/7/17）

HMGA遺伝子は、DNAの遺伝情報が格納された状態(クロマチン構造)を変化させる因子として知られている。出生後の神経幹細胞ではクロマチン構造が凝集した状態となっており、HMGA遺伝子の...

理研・国立がん研、27例のヒト肝臓がん細胞のゲノム解読（2012/5/28）

変異した遺伝子のリストをつくって解析したところ、27例中16例でDNA複製などに関与するクロマチン制御遺伝子が変異していた。

遺伝研、ヒト染色体で新モデル−不規則な構造提唱（2012/2/20）

従来はヒストンというたんぱく質にひも状のDNAが巻き付き、さらにそれらが規則正しく並んだ「クロマチン線維」になって、染色体を形成するとされていたが、クロマチン線維は実際には存在せず、不規則に束ねた状態...

名大、神経構造の左右非対称性を決める仕組み解明（2011/12/29）

またクロマチンの要素の機能を低下させても左右対称になることを確認した。この結果、クロマチンが神経構造の左右の違いを作り出す機能を持つことが分かった。線虫と人間のクロマチンの構成要素は似ており、人間の脳...

海外技術/米ペンシルベニア大、iPS細胞を効率作製（2011/4/8）

メカニズムについても明らかにしており、2本鎖のDNAが巻き付いているクロマチンの再構築に関与するHdac2酵素を抑制することでiPS細胞の作製が促進されるとした。

海外技術/独マックスプランク分子医薬研、iPSの作製率向上（2010/6/11）

このたんぱく質は、クロマチン構造変換複合体「BAF」の構成要素であるBrg1とBaf155。同複合体は細胞核の中で、DNAとそれが巻き付いたヒストンからなるクロマチンの構造を変える作用を持つ。... ...

独創研究集団・理研の最前線(152)次世代シーケンス技術（2010/5/11）

発売当初からGS20(454)は、サンガー法に基づくキャピラリー型シーケンサーの50倍のスループットを有しており、従来のシーケンサーでは不可能なクロマチン構造解析など、新たな解析の可能...

しかし、環境ストレスに応答したクロマチン構造変化を介しての植物遺伝子発現制御については、ほとんど知られていない。環境に適応してストレス誘導性遺伝子が発現するには、転写を活性化させるためにクロマチン構造...

九大、「がん抑制」阻害物質を発見−抗がん剤に応用へ（2009/1/23）

同研究グループが発見したCHD8は、真核細胞内に存在するDNAとたんぱく質の複合体であるクロマチン上でp53に結合。クロマチンを形成する主要なたんぱく質のヒストンH1を呼び込むことで染色体構...