三井物産は16日、ブラジルのパルプ製造大手スザノと、バイオ原燃料の製造・販売事業の共同検討について基本合意書を締結したと発表した。... 植林で育てたユーカリ由来のパルプ製造を中心...

化学分解と微生物変換プロセスと組み合わせてバニリン酸を製造する。... 製紙工場のパルプ製造工程から排出されるサルファイトリグニンを出発物質として利用する。

廃食油由来のバイオマス系廃液と木材パルプ製造時に回収されるグリーンメタノールから作られるバイオ燃料を、外航するLPG船に給油した。

バイオマスボイラでは、木材パルプ製造工程で出される黒液の有効活用を進める。

リグニンスルホン酸は、代表的バイオマス資源である木材からセルロースパルプを製造する際の副生物で、コンクリートの添加剤や農薬の分散剤に用いられている。しかし、パルプ製造で副生する量が消費量より過剰なため...

日本製紙は森林資源の活用と脱炭素化で、従来のパルプ工場を木質由来の燃料・化学品生産の「バイオリファイナリー」に転換する構想を明らかにした。... 8日行ったメディア向け説明会でバイオリファイナリーにつ...

石化由来製品と同等の特性を持ち、工場・製造工程を変更せずに製造できるという。... 主原料にパルプ製造の副産物であるトール油由来のアクリロニトリルを使用した。製造プロセスでトール油をプロピレンに変換し...

パルプ製造工程で使った石灰を再利用するために加熱する設備「石灰焼成キルン=写真」で実施した。

製紙連の試算では紙・パルプ工程の燃料転換に必要な設備投資額は現状3倍の年300億円程度。... CO2削減に向けた製紙技術は抄紙機ドライヤーとキルン(窯)の電化、乾燥効率の改善、高効率...

石炭の削減が最大の生産コスト低減策との観点で、製造品目の集約などで生産効率を高めつつ、石炭からのボイラ燃料の転換や大型の設備修理を進める。... 日本製紙は21年に釧路工場(北海道釧路市...

丸紅は17日、インドネシア国営石油のプルタミナと共同で、パルプ製造事業で発生する排出ガスから二酸化炭素(CO2)を回収・貯留する「BECCS」事業を始める...

1月にクラフトパルプ製造工程で発生する排水から抽出したバイオガスを用いて重油使用を年約5000キロリットル削減。

合併前の北越製紙、紀州製紙時代を含め、過去約25年間に約500億円を投じ、原材料調達から紙製品の製造などでCO2排出削減を進めてきた。... 他の5工場では新潟や紀州が木質バイオボイラのほか、パルプ製...

木綿などの破布から、繊維のあつまり(パルプ)を作っていた。さらに進むと円筒形の展示室があり、館内を貫くようにパルプ製造装置「ポケット・グラインダー」が立つ。

一方、需要低迷を背景に王子HD子会社が江別工場(北海道江別市)のパルプ製造の撤退、日本製紙が釧路工場(同釧路市)の紙・パルプ製造の撤退を発表した。

同社の紙パルプ製造の基幹工場で、CNF製造拠点でもある三島工場(愛媛県四国中央市)で、CNF高濃度の樹脂ペレットにまで加工した形態での供給体制を実現し、CNF事業化の課題である製造・物...

同工場は、これまでもクラフトパルプ製造工程で発生するパルプ廃液(黒液)を黒液回収ボイラで燃焼させ、エネルギーとして活用するバイオマス発電を行ってきた。 ... 同工場...

ユニ・チャームは17日、使用済み紙おむつを原料に新しい紙おむつを製造するリサイクル技術が完成したと発表した。... 関連技術を他社にも開放し、再生パルプを業界全体に普及させる。 .....

大王製紙はクラフトパルプ製造工程の排水からバイオガスを生成する設備を三島工場(愛媛県四国中央市)に導入し、2020年に稼働させる。バイオガスは重油の代替燃料として活用し、製造で発生する...

セルロースファイバーの生産では、試験プラントを既存工場内に併設し、パルプ製造からファイバー製造までの一貫生産体制を築く。 メッツァはフィンランドで森林管理、原木供給、パルプ生産からテ...