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TMCがあるロサリート市は米国との国境に近く、メキシコ政府の保税加工制度(マキラドーラ)により80年代以降、米国市場向けテレビを生産する家電メーカーの産業集積が進んだ地域。

例えば、米国におけるメキシコのマキラドーラのように、中国市場への参入障壁や関税が低い国で作り、中国で売ることができれば有力な選択肢となり得るわけだ。

米国との国境沿いに位置し、メキシコの『IMMEXプログラム(旧マキラドーラ制度)』と呼ばれる税制の優遇措置を活用できる。

同制度を所管する国家輸出マキラドーラ産業審議会はこれまでに約50件の認可を与え、このうち、11―13年の直近3カ年だけで20件近くに認可を下ろしたという。

また、このビジネスモデルで保税加工制度(マキラドーラ)の認定を受けると、税制をはじめとする各種の優遇措置が受けられる。

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