記事検索結果

東北大、MOFにCO2吸着で反強磁性に切り替え成功（2023/12/18 科学技術・大学）

新材料中ではCO2吸着で有機分子に不対電子が生じる。ルテニウム錯体の不対電子と有機分子の不対電子が相互作用して物質全体に相互作用を広げ、スピンの向きが一定方向にそろう。ルテニウム錯体の不対電子のみだと...

脳梗塞損傷、神経細胞死防ぐ揮発性物質群馬大が発見（2022/8/17 科学技術・大学）

研究グループは、不対電子を持つ不安定な分子などの反応を止めるラジカル捕捉剤が、フェロトーシスを阻害することを発見。

For Future 先端技術(31)名古屋大学低温プラズマ（2021/12/27 モノづくり）

(編集委員・村国哲也) プラズマは固体、液体、気体に次ぐ第4の状態で、原子や分子がイオンと電子に分離し、自由に飛び回る状態だ。... 原子や分子のイオンと電...

東北大、微小試料向け超小型3DMRI ラジカル分布観測（2021/8/24 科学技術・大学）

東北大学の戸田雅也准教授と小野崇人教授は、細胞や微粒子などの微小試料の電子スピン密度分布をナノメートル(ナノは10億分の1)の分解能で観察できる超小型3次元(3D)磁気...

進化する二次電池・無機から有機へ/分子設計の自由度魅力（2012/8/17）

森田准教授が開発した材料は、ラジカルという不対電子を持った特殊な有機物だ。通常、分子が持つ電子は二つ1組だが、対になっていない電子を持つ。不対電子は他の物質と反応しやすく不安定なものが多い。

物材機構、軸・スピンの向き指定可能な酸素分子ビーム開発（2012/4/27）

米物理学会誌フィジカル・レビューB電子版に詳細を報告した。 ... スピンが互いに平行方向を向いている2個の不対電子に由来するスピンを持つ。... 物材機構極限計測ユニットの倉橋光紀...

英物理学誌ネイチャー・フィジクス電子版に12日発表する。絶対零度(マイナス273・15度C)まで温度が下がると、通常はどの有機磁性体も電子のスピンの向きがそろう。... 不対...

絶対零度付近での物質の新しい状態の解明につながる成果で、米科学誌サイエンス電子版に4日発表する。絶対零度まで温度が下がると、通常はどの絶縁体も電子のスピン(自転)の向きがそろ...

東大、巨大磁気抵抗効果を有機物質で実現（2008/5/9）

電子を与えやすい性質を持つ有機材料のテトラチアフルバレン(TTF)に、不対電子を持つ有機分子を結合させた。