総務省が公表した2023年度平均の全国消費者物価指数(20年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が105・9と、前年度比2・8%上昇した。... 伸び率...

日銀の高田創審議委員は29日、大津市で講演し、2%の物価上昇目標について「実現がようやく見通せる状況になってきた」と述べ、マイナス金利政策解除などに向けた条件が整いつつあるとの見解を示した。

会合では「2年程度で2%」とした物価上昇目標の実現に期待を示す声が目立った。 ... 13年4月の導入以降、全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)の前年同月比は...

日銀の氷見野良三副総裁は6日、大分市で講演し、賃金と物価の好循環について「統計的な確度には不十分な部分があるが、賃金から物価への波及も幾分戻ってきている」とし、「良い方向のしるし」と評価した。... ...

日銀の田村直樹審議委員は30日、北海道釧路市で記者会見し、2%の物価上昇目標について「実現がはっきりと視界に捉えられる状況になった」とした上で「2024年1―3月に持続的・安定的な物価目標の実...

国内で賃金や物価の上昇が続いている一方、欧米の金利急騰を受けた今後の景気後退が国内経済に悪影響を及ぼすリスクも高まっているからだ。... 日銀は、生鮮食品を除いた23年度の消費者物価指数見通しを前年度...

一方、日銀の植田和男総裁は、賃金の上昇を伴う2%の物価上昇目標の持続的・安定的な達成には、なお時間がかかるため「粘り強い金融緩和の継続が必要」との見方を変えていない。足元の消費者物価指数は3&...

賃金の上昇を伴う2%の物価上昇目標の持続的・安定的な達成には、なお時間がかかるため、粘り強い金融緩和の継続が必要と判断した。 ... 物価上昇率についてもプラス幅が下がり始め...

歳出構造をコロナ禍前の平時に戻し、2024年度には政府の財政健全化目標を点検・検証するという。... 構造的賃上げやデジタル化、脱炭素化などの社会課題の解決を企業成長に結び付ける形で、日銀が掲げる安定...

みずほ証券も23年度のコアCPI上昇率を2・9%、24年度は1・3%と予想した。... 日銀は賃金上昇を伴った持続的で安定的な2%の物価上昇目標の達成を金融緩和修正の判断材料と...

賃金上昇を伴った持続的で安定的な2%の物価上昇目標の達成が金融緩和修正の判断材料となるが、現在のインフレの起点となった海外の原燃料価格高騰が収まり始めていると指摘。... 2%物価上昇...

日銀は4月28日に発表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、生鮮食品を除いた25年度までの消費者物価指数が安定的な2%の物価上昇目標に届かない見通しを示した。 ...

「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、生鮮食品を除いた2023年度の消費者物価指数見通しを前年度比1・8%上昇と、1月時点比0・2ポイント上方修正した。24年度は1月時...

10年の歳月を費やしても2%の物価安定目標を達成できず、デフレ脱却を実現できていない。自民党内で安倍晋三元首相の「アベノミクス」支持が根強い中、異次元緩和の副作用の是正と物価安定目標の実現とい...

その際、最重要視したことについて「実際に政策運営をする際に何を目標とし、どのようにしようとしているかを明確に伝えた」と説明。 賃金上昇を伴う2%の物価上昇目標の達成に向け粘り...

一方、2%の物価上昇目標について「長年のデフレの経験から賃金が上がらないことを前提とした慣行が根強く残ったことが影響し、持続的・安定的な目標実現に至らなかったのは残念だ」と述べた。 &...

日銀の若田部昌澄副総裁は2日、静岡市で講演し、2%の物価上昇目標について「あいまいにすることは金融政策の透明性や効果を損ないかねない危険性がある」と、見直しに慎重な姿勢を示した。食料品を中心に...

「できるだけ早期」に2%の物価上昇目標の達成を目指す共同声明に対し、令和臨調は「長期的な目標」に修正するよう提言した。物価上昇の早期達成目標が異次元緩和を招き、日銀による国債の大量購入に依存し...

携帯電話通信料の値下げ影響を除けば、3月の全国消費者物価指数の上昇率は前年同月比で2%を超えた。... 皮肉にも日銀が掲げる2%の物価上昇目標を半ばクリアした形だが、景気拡大によらない...

ウクライナ情勢の悪化に伴う「悪い物価上昇」と「悪い円安」が国民生活に大きな影響を及ぼしていることに対応する。... 需給ではなく、ウクライナ危機という地政学的リスクで資源価格が高騰する「悪い物価上昇」...