記事検索結果

細胞性粘菌間コミュニケーション、濃度変化比に応答−東大が解明（2017/5/9 科学技術・大学）

東京大学大学院総合文化研究科の澤井哲准教授らは、細胞性粘菌の「キイロタマホコリカビ」の個々の細胞が集合するとき、誘引シグナル分子濃度そのものではなく、濃度変化の比率に応答して細胞間コミュニケーションを...

超小型衛星が拓く・宇宙開発(9)帝京大−複数実験で“ミニISS”志向（2017/3/24 科学技術・大学）

微小重力や高エネルギー放射線のある宇宙環境で、細胞性粘菌の一種「キイロタマホコリカビ」を生育する。河村講師は「菌の第2、第3世代への影響も調査したい」と話し、長期運用に狙いを定める。 ...

帝京大、開発プロ本格始動−小型衛星（2015/10/22）

14年2月の打ち上げに成功し、微少重力環境や宇宙放射線環境での粘菌の育成や観察を試みた。開発する衛星では、無線通信などの不具合によって前回は失敗に終わった「細胞性粘菌の観察」などに再度挑戦する。...

TeikyoSat―3の特徴は粘菌を搭載する点だ。理工学部バイオサイエンス学科と協力し、研究材料として活用されている細胞性粘菌のキイロタマホコリカビが宇宙の微小重力環境と放射線から受ける影響を探る。....

群馬大など、粘菌細胞の走化性運動を制御する物質を解明（2009/8/18）

【前橋】群馬大学生体調整研究所の久保原禅准教授、筑波大学大学院の桑山秀一講師の研究グループは、粘菌細胞の走化性運動を制御する物質を突き止めた。粘菌細胞が分泌する「DIF」という低分子化合物が走化性運動...