記事検索結果

理研、胚・胎盤形成関与の遺伝子同定不妊症の原因解明期待（2022/5/19 科学技術・大学）

理化学研究所の井上梓上級研究員らは、受精卵が成体になるまでの過程である「胚発生」や胎盤形成などに関わる遺伝子を複数同定することに成功した。... そのうち一つが胚発生、三つが胎盤形成に関わることを明ら...

体節形成、iPSで再現京大など、「分節時計」可視化（2020/4/2 科学技術・大学）

受精卵からヒトの体ができる発生過程の詳細解明へ前進した。... 研究グループは、ヒトiPS細胞から胚発生を模す形で、体節形成前の細胞群で筋肉や骨格を作る「未分節中胚(はい)葉(...

細胞の集団移動、分子活性で方向伝搬基礎生物学研が仕組み解明（2017/11/15 科学技術・大学）

集団移動は胚発生や損傷治癒、がん細胞の転移時などに起きる。

沖縄科技大など、タコのゲノム解読‐染色体上の遺伝子分散（2015/8/13）

動物の胚発生初期に構造形成を制御する「ホメオティック遺伝子」の場合、大部分の動物のゲノム上では塊で存在しているが、タコのゲノム上では散らばっていた。

自然科学3分野、期待高まるノーベル賞（2014/9/29）

細胞内にたまった不要なたんぱく質などを分解するオートファジーの仕組みは、発がんの抑止や哺乳類の正常な胚発生などに重要な役割を持つと考えられ、関連研究が飛躍的に進展している。

慶応医学賞、阪大・濱田博司教授ら決定（2014/9/11）

濱田教授の受賞テーマは「左右軸を中心とした哺乳動物胚発生の分子制御機構」。濱田教授は哺乳類の発生初期過程で体の左側にのみ発現する遺伝子「Lefty」を発見。

奈良先端大、分化した植物細胞を初期化する遺伝子発見（2011/7/29）

研究ではシロイヌナズナでRKD4遺伝子の破壊株を解析し、その胚の多くが初期胚の段階で分裂を停止していることを発見。... RKD4の発現をオンにすると根や葉に初期胚の性質を持つ細胞塊ができた。... ...

産総研のR&D(50)脊椎動物の臓器形成メカニズム（2011/1/17）

【カエルで研究】器官発生研究チームはアフリカツメガエルというユニークな実験動物の系を研究に利用している。マウスなどの哺乳類の胚と違い、アフリカツメガエルの胚は安価に大量に手に入る。...

自然に近い状態で発生・再生という長時間の生命現象が観察可能となり、この技術は哺乳動物初期胚発生に関する基礎研究に役立つと考えている。 ... 染色体に異常を起こした胚は、発生停止や着床不全を示...

大阪大学の木下タロウ教授らの研究グループは細胞の表面に存在し、胚発生や免疫反応、神経形成に必須の役割を果たす「GPIアンカー型たんぱく質」が細胞内で運ばれる速度を調節する仕組みを突き止めた。

甲羅、胚発生後期に形成−理研、カメの進化過程解明（2009/7/10）

背中の甲羅などカメ独特の骨格は、成体と同じ骨、筋肉が形成される「胚(はい)発生後期」にできあがる一方、それ以前では骨や筋肉のでき方がヒト、鶏などとほぼ同じであることを理化学研究所の研究...

九大、「p57」の細胞増殖制御のメカニズムを解明（2009/3/11）

一方、p57の機能を失ったマウスは体が小さくなり、胚発生過程で目の水晶体や骨などに異常が出るなど、p27と異なる機能ではないかと指摘された。 ... その結果、p57も細胞抑制遺伝子で、さらに...

理化学研究所発生・再生科学総合研究センター哺乳類生殖細胞研究チームの大串素雅子研究員らは、ほ乳類の受精卵形成に卵子由来の核小体が重要な働きをしていることを突き止めた。受精卵形成時に核小体は卵子のみから...